2016年に開催されたR-1グランプリにてOL聖徳太子ネタがバカウケし、準決勝まで進出したことから人気急上昇中のタイタン所属お笑いピン芸人「脳みそ夫」。赤いほっぺに黒ひげを生やした姿を、テレビで見たことはありませんか?
テレビ出演までの長い道のり
1980年1月22日に千葉県で生まれた脳みそ夫は、大学卒業後に3年もの間パチプロ生活に明け暮れました。転機が訪れたのは2005年、初舞台を踏みさらにステップアップしていくかと思われましたが、何と初テレビ出演までに10年もの月日を要したのです。
R-1グランプリ以降に、口ぐせ「こんちわーす」をテレビや動画などで聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。ピン芸人として芸を磨き、それが最初に開花するのは2007年のことです。
キングオブフリーにて優勝!
2007年に開催された「キングオブフリー」という大会、これは芸能事務所に所属していない芸人が出場できる大会なのです。トーナメント式のライブであり初の栄冠に輝きました。しかし、やはり芸能事務所に所属していないためテレビに登場することはありませんでした。
脳みそ夫の特技は謎かけや大喜利であり、その力を発揮できたのは準優勝をした2008年の「大喜利寺子屋2」でした。実は2007年のR-1ぐらんぷりも2回戦までは勝ち進んでいるのです。
インパクト大な持ちネタ「OL聖徳太子」
ここで脳みそ夫の持ちネタを見ていきましょう。芸名からも分かる通り「脳みそ漫才」というネタがあります。何と相方は水槽の中に浮いた脳みそ!事故により脳みそだけで生きているという設定の相方と漫才をするのですが、スチールワゴンに乗せられた水槽がシュール。
その他にも「昭和CM風コント」や「半生振り返りシリーズ」があるのですが、人気を博しているネタが「OL聖徳太子」。歴史の内容に沿ってOLの服を来た聖徳太子が「おったま遣隋使! びっくら古今和歌集!」という言葉を発します。
テレビやラジオ、動画サイトに次々と登場
R-1ぐらんぷり2016の敗者復活戦が動画サイトにて生中継されたことから、ネット界隈で注目が集まりました。その後も動画サイトの公式番組に出場し、「ごめんなチャイコフスキー」というフレーズを連発しながら、歴史上の人物シリーズの一つ「モーツァルト」を披露しました。今後も期待が高まる芸人「脳みそ夫」です。