ジャニーズ事務所所属タレントさん達の中でも、冠番組を長年担当しているグループは限られていますね。例えばSMAPのメンバーが出演している番組「SMAP×SMAP」は長寿番組として今も放映されています。ここでSMAP×SMAPに関する歴史を振り返っていきましょう。
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SMAP×SMAPが誕生した日
1996年の4月15日が放送の第一回目です。SMAPのメンバー全員が揃った初の冠番組で、当初から絶大な人気を誇るSMAPによる番組ということで、ファンのみならずとも毎週欠かさず見ているという方が多い人気番組です。
毎週月曜日の22時から22時54分までの放送です。
フジテレビと関西テレビの共同制作による放映
フジテレビは企画と収録、本編送りを担当、関西テレビは全国系列局への番組送出、CM出し、スポンサークレジットの提供読みと表示などを行っています。
共同制作になったのは、フジテレビがSMAPメインのバラエティ番組を作りたかったところ、放送枠の空きがなかったため関西テレビの下請けというスタイルで放送枠を確保したことがきっかけになりました。
番組内のコーナー
料理コーナー「BISTRO SMAP」にでは、毎回ゲストを招いて、メンバーが料理を振舞います。
放送当初に比べれば、格段に料理の腕が上がり、テーブルに並ぶ料理はプロ顔負けとして高い評価を得ています。オーナーは中居君、シェフは木村君、稲垣君、草彅君、香取君が二手に分かれて料理を作っていきます。料理はゲストが希望する食材を取りいれて作っていき、それを食したゲストがどちらの料理が美味しかったか判定します。勝ったほうにはご褒美があります。このコーナーは番組内で作られた料理本が発売されるほど、放送開始当初から続く人気コーナーです。
このコーナーは、元々料理が得意だった森君と木村君が対決するというきっかけで誕生しました。森君がグループを脱退後に今のスタイルになりました。
1996年の4月に行われていた「涙のSMAP」では、誰が一番早く涙を流せるか競うコーナーでした。
「粘土の王国」は、SMAPのメンバーが出された課題にそって粘土で作品を作り上げていくコーナー。最終的に王女様が一番気に入った作品を選び、残りの作品は容赦なくハンマーでつぶされるというコーナーでした。
「玉様ビリヤード」も罰ゲームのあるコーナーで、SMAPのメンバー5人で競う個人戦です。一番最初に勝った人が罰ゲームの内容を決めて、最後に負けた人が罰ゲームをしなければいけないという過酷なコーナーです。
「歌え!アイドルキックオフ」というコーナーは、まだSMAPが誕生する前、メンバーがスケートボーイズとして活躍していたときに出演していた番組のパロディです。頭には鉢巻を巻いて、衣装はピンク色の時代遅れの衣装を着て、体を張ってスポーツに挑戦するコーナーです。コーナーが出来た当時は個人戦でしたが、後半は5人が協力して行うようになりました。メンバー全員がクリアしないと終わらないという、過酷なコーナーとして見ごたえがあります。
「指スマ」という言葉もずいぶん浸透しましたね。番組の生放送の回に行われたコーナーで、こぶしを握った状態で両手を前に出し。「指スマ1!」「指スマ2!」というように、順番に声をだしていきます。その声(数字の部分)に合わせてメンバーが親指を立てるのですが、最終的に言葉に出した数字と実際に立った親指の数が合えば勝ちというゲームです。勝った人は片方の手を外せます。二回勝てば両手を外せるので勝利というわけです。簡単に勝敗を決めることができるので、世間一般的に広まった遊びでした。
その他にも番組内で誕生したコーナーは数え切れないほどたくさんあります。