宙組誕生とともに副組長になった美風舞良さんのエトワール伝説って?

美風舞良さんは様々な舞台を踏んできた実力派で、宙組が誕生した時に副組長となった重鎮です。

美風舞良

抜群の歌唱力を誇る娘役として数々の舞台で存在感を示すだけでなく、宙組の副組長として宙組を支える心強いリーダー的存在でもあります。

そんな美風舞良さんが積み上げてきたキャリアと、リーダーの片りんをたどってみることにしましょう!

 
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■抜群の歌唱力を武器に、宙組誕生とともに副組長に抜擢

美風舞良さんは1994年に宝塚音楽学校に入学、82期生として1996年に宝塚歌劇団に入団しました。
宝塚歌劇団には成績順位が発表される慣習がありますが美風舞良さんは38人中、14番という中堅の成績でした。

美風舞良

1996年「CAN-CAN/マンハッタン不夜城」で初舞台、この頃からすでに抜群の歌唱力が注目されていたので、歌ソロとしての出演も果たしています。
その後花組に転属、年に2本、または3本といったペースで娘役として数々の舞台に出演して1998年に宙組の誕生に合わせて宙組の一員となりました

そして2014年に宙組の副組長へ「出世」。
「あおい」「まいら」の愛称で呼ばれていて、抜群の歌唱力が最大の武器という王道のタカラジェンヌです。

美風舞良

■エトワールは今や宝塚名物、そんなストイックな演技と裏腹に優しい人柄も

美風舞良さんの魅力といえば、何と言ってもウットリするほどの歌唱力!
2008年の宙組公演「黎明の風/Passion 愛の旅」で東京ローズの役柄を演じた美風舞良さんは、心に響く歌を届けて、2013年「モンテ・クリスト伯」ではエトワール役でも絶賛されています
美風舞良

宝塚歌劇専門チャンネル、タカラヅカ・スカイ・ステージではスカイ・レポーターとして出演、お転婆だった子供時代の話などを披露しています。
舞台の役作りにかける熱い思いとはちょっと違う、穏やかで優しい人柄も有名で、宙組の副組長就任も誰も納得する「人徳人事」だったのでしょうね。

すでにベテランといえながら役柄に応じて新しい姿を見せてくれる、そんな美風舞良さんからますます目が離せません!