2015年、話題となったグラミー賞でのパフォーマンス
2015年2月に行われた第57回グラミー賞授賞式、出てきた彼の姿に驚いた人も多かったはずです。
「Happy」を演奏するというのに普段の彼とは似つかわしくない黒い服で、ステージの照明も暗い中、話し始めます。
そのメッセージはその場で4カ国語で通訳されていました。
彼のパフォーマンスは「#BlackLivesMatter(黒人の命も大事だ)」運動に敬意を示すもので、曲中のジェスチャー「Hands Up Don’t Shoot(手を挙げているからうたないで)」は2014年のミシガン州で起きた白人警官による黒人少年射殺事件へ抗議を示すジェスチャーとして知られています。
また黒いフードを被ったダンサーは2012年フロリダ州での射殺事件を連想させます。
[adsense]
ファレル・ウィリアムスの今後はもっと目が離せない
この年にファレル・ウィリアムスはグラミー賞で3部門を受賞しています。
公の場でこのような政治的メッセージを発することは避けられがちですが、世界各地に生放送されている中、自分のメッセージをこの「Happy」という曲に込めてパフォーマンスしたことでとても賞賛を浴びました。