ギルドと言えば、金爆ことゴールデンボンバーの弟分的バンドとしてもおなじみですね。もちろん音楽性はエアーバンドである金爆とは全く別物で本格的なヴィジュアル系ロックを追い求める実力派です。
それだけに今後への期待も高かったギルドですが、2015年末をもって活動休止すると発表されました(涙)そんなギルド活動休止の理由や真相などを、発表されている情報から探ってみることにしました。
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「今後のバンドの方向性についてメンバー間の意見に相違が生じてしまった」
公式発表によると、ギルドが活動休止に至った理由として「今後のバンドの方向性についてメンバー間の意見に相違が生じてしまっているため」とあります。これはヴィジュアル系に限らず、色々なバンドの解散や活動休止の際に見られる定型文のような理由ですね。しかし、どのメンバーも「本当にこれが全て」と語っているので、その言葉を信じるしかありません。
ギターのYOSHIHIROが発表したコメントにも、その理由を少し感じ取ることができます。「ちょっと換気させてください。窒息する前に」というコメントを出しているんですが、「ちょっと換気」というのが活動休止を意味しているわけです。
今のまま無理に活動を続けると本当に解散になってしまうので、そうならないように一呼吸置きたいと言っているように解釈できます。
意外に難しい、ヴィジュアル系バンドという生活
出典:© 2015. euclid agency
ギルド「Silly Love」Live PV (Youtube) より
実はこれ以外にも、ギルド活動休止についてはさまざまな憶測が飛び交っています。その中で多いのが、経済的な理由です。
ヴィジュアル系という市場はそれほど大きいわけではないので、その活動だけで生計を立てていくというのは意外に難しいんです。よほど有名なバンドであれば逆にビッグマネーにも恵まれるでしょうけど、そうなる前に解散してしまうバンドは数えきれません。ギルドほどのバンドではなかなか想像しづらいかも知れませんが、方向性の違いを実感しつつも経済的にあまり恵まれていない状況で音楽を続けることが難しくなった…というのは想像できない話でもありませんね。
全てのメンバーが「解散ではなく活動休止」と強調しているのがせめてもの救い、こうなったら一日も早い活動再開を待つことにしましょう。