M-1で過去に優勝したコンビのプロフィールとその伝説的なネタを公開 – トレタメ

M-1で過去に優勝したコンビのプロフィールとその伝説的なネタを公開

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M-1グランプリ優勝は若手漫才師にとって最高峰の名誉となっています。今はテレビでおなじみのコンビも多くは原点がM-1にあります。今回はその歴史の中でも特に会場を湧かせたコンビとその伝説的なネタをご紹介します。

M-1グランプリ

史上最大の三つ巴を制した天才肌のコンビ

M-1グランプリ2003年はフットボールアワー、笑い飯、アンタッチャブルが最終決戦で激突し史上最大の三つ巴と呼ばれます。

そんな激戦を制したのがフットボールアワーです。

フットボールアワー

フットボールアワーは岩尾の天性のセンスあるボケと、後藤の切れ味鋭いツッコミが魅力のコンビです。1本目は結婚記者会見のネタで、様々なカメラを表現した岩尾のボケが抜群です。2本目は一風変わったタクシー運転手のネタで、後藤の的確なツッコミが際立っていました。フットボールアワーは優勝後の2006年にもM-1に出場しています。最近ではピンでの活躍が増えていますが、日々進化を続ける彼らの漫才をご覧ください。

正統派漫才でM-1の常連組を突き放し優勝

2005年のM-1を制したのはブラックマヨネーズです。

ブラックマヨネーズ

この年は笑い飯や麒麟といったM-1の決勝常連組がいる中、初の決勝進出を果たしたブラックマヨネーズが優勝を果たしました。昨今、店員やスポーツ選手等になりきって行うコント仕立ての漫才をするコンビが増えていますが、ブラックマヨネーズは正統派のいわゆる「しゃべくり」漫才が持ち味です。ボケの吉田があらゆることを心配し、ツッコミの小杉がそれの対処を提案するスタイルで、漫才の後半には小杉もボケ気味のツッコミに変わっていくのも面白いです。

1本目はボーリングネタで、2本目は喧嘩が強くなる方法のネタでどちらも会場と審査員の両方を爆笑させていたのが印象的でした。

最終決戦で審査員全員から票を獲得したコンビ

M-1グランプリ2006年を制したのはチュートリアルです。

チュートリアル

チュートリアルは徳井の独特のボケと福田のツッコミで前々から注目されていましたが、この年に覚醒したと言われています。1本目のネタは冷蔵庫に徳井が異常にこだわるネタで、2本目は自転車のベル(通称チリンチリン)を無くしたネタでした。特に2本目が秀逸でM-1史上初、審査員全員から票を獲得しての優勝となりました。

バラエティとはまた違う漫才の時の徳井の変人キャラは必見ですね。

M-1の伝説はこれからも続いていきます

M-1で優勝したコンビは漫才の面白い芸人として日本中に認知され、優勝前とは別格の扱いとなります。そんな漫才の栄誉を目指して今も若手芸人はネタを磨いています。M-1の伝説はこれからも続いていきます。

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