スーパー戦隊シリーズ人気作品ランキング最新版!歴代42作品であなたの心に一番響いた作品は?

1975年に放送された『秘密戦隊ゴレンジャー』から、現在好評放送中の『怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』まで全42作品が放送されているスーパー戦隊シリーズ。

東映が手がける特撮作品としては、仮面ライダーシリーズよりも後に始まった作品ではありますが、一線を画する作品として長きに渡り愛され続けている長寿作品です。

“One for all, All for one”
-一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために-

で戦うスーパー戦隊シリーズは、テーマやコンセプトを子どもたちにもわかりやすい具体的なものにしていることが特徴で、3シリーズ目にあたる『バトルフィーバーJ』以降、なんと40年間一度の休止期間もなく続いています!

そんな長きに渡り愛され続けているスーパー戦隊シリーズは、仮面ライダーシリーズよりも作品数が多く、ほぼすべてが1年を通して放送されてきたので1つの作品で40話以上・・・。

最近ハマったという方はもちろん、もう一度見返したいという方も「どれから観よう・・・」と悩んでしまう方も多いはず。

そこで今回は、スーパー戦隊シリーズ歴代42作品の人気ランキングをお届け!

皆さんの投票で順位は変化していくので、ぜひ参加してくださいね♪
▶▷【投票受付中!】あなたの好きな歴代スーパー戦隊シリーズは?

※記事公開時のランキングは、視聴率やグッズ売上、劇場版興行収入や関連作品数、動画サイト等の再生数などをもとに筆者が独自に作成したものであり、一概に正しいと言えるものではございません。作品自体の出来不出来に優越をつけているものではなく、「多くの人の心に残っているだろう作品」を想定してより上位に挙げられるであろう作品を紹介させていただいております。このランキングに関する苦情はお控えいただけますようお願いいたします。

第10位 太陽戦隊サンバルカン

太陽戦隊サンバルカン出典:©楽天TV 『太陽戦隊サンバルカン』よりスーパー戦隊シリーズ作品人気ランキング第10位は太陽戦隊サンバルカン。

1981年2月~1982年1月まで全50話が放送された5作品目のシリーズです。

最大の特徴は、女性の戦士が登場せず最後まで男性3人の戦隊であること。前作『電子戦隊デンジマン』の続編として敵ボスが再び登場すること。そして、いわゆる「レッド」であり、サンバルカンのリーダーのバルイーグルが物語中盤で交代すること。この3つは後にも先にも歴代42作品のなかでサンバルカン唯一の出来事で、この作品が特に異彩を放っている理由でもあります。

陸(バルパンサー)・海(バルシャーク)・空(バルイーグル)の3つの要素をそれぞれ持ったサンバルカン達は、人数が少ないからこそ全員にスポットがあたりましたし、スピード感のあるアクションシーンがとにかくかっこいい!!

中盤以降は敵側のブラックマグマの内部事情について話を掘り下げていくので、宇宙規模で地球の危機が迫っているというスケールの大きさとスリリングな展開も全50話ながら中だるみせずにとても良いバランスで構成されていたように思います。

ちなみに、今や定番となった動物モチーフはこの太陽戦隊サンバルカンで初めて用いられたもので、同じく定番となった巨大合体ロボでの戦闘もこの作品で登場したサンバルカンロボが最初。(サンバルカンロボはなんと55万個も販売され、当時のニュースになりました!)今に続いていくスーパー戦隊シリーズの礎を築いた作品といえるかもしれませんね。

平均視聴率は12.5%です。

出典:©Toei Video Co.,LTD. 太陽戦隊サンバルカンより

–以下公式あらすじより–

世界各地で巻き起こる異常現象や事故の背景に、機械帝国ブラックマグマの存在が明らかになった。
事態を重く見た国連は、太陽戦隊の結成を決議。
地球平和守備隊の嵐山長官によって選抜された3人の若者たちが、太陽戦隊サンバルカンに変身。平和を守るために戦いを続ける。

《役柄(戦士名):キャスト》

※敬称略
大鷲龍介(初代バルイーグル):川崎龍介
飛羽高之(2代目バルイーグル):五代高之
鮫島欣也(バルシャーク):杉欣也
豹朝夫(バルパンサー):小林朝夫

第9位 百獣戦隊ガオレンジャー

百獣戦隊ガオレンジャー出典:©楽天TV 『百獣戦隊ガオレンジャー』よりスーパー戦隊シリーズ作品人気ランキング第9位は百獣戦隊ガオレンジャー。

2001年2月~2002年2月まで全51話が放送された25作品目のシリーズで、「スーパー戦隊シリーズ25作品記念作品」としてクレジットされていました。また、今作が21世紀最初の戦隊作品にあたります。

百獣の王・ライオンをはじめ、子どもたちでもイメージがつきやすい動物をモチーフにしていて、それぞれの戦士達のパートナーでもある精霊たち=パワーアニマルたちが画面狭しと動き回るシーンではCGエフェクトを使用した野性的かつスマートな戦闘モーションがとてもかっこよかったです。

また、敵側のストーリーにあまりスポットが当たらなかった分、物語の狂言回し的な役割としてツエツエとヤバイバの2人の敵幹部が登場。中間管理職のような立場でボスのために奮闘するものの、叱られてしまったり、負けてしまったりでなかなか報われない2人だったので、敵ながら憎めないキャラクターとして人気を集めていました。

OP主題歌の『ガオレンジャー吼えろ!!』も歴代シリーズ主題歌のなかで特に人気の高い楽曲で、口ずさみたくなるキャッチーなサビが印象的です♪

平均視聴率は8.8%。平均視聴率・最高視聴率ともに日曜朝の時間帯に移動してから、歴代最高視聴率を更新しました。

そして、グッズ売上もおよそ80億円を突破していて、これは従来のロボットタイプの玩具に連動する「パワーアニマル単体」の玩具が非常に多く販売されたことが影響しているようですね。また、仮面ライダー30周年を記念して同時上映された『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4/劇場版 百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、吼える』が大ヒットとなり、通算興行収入は12億円以上といわれています。

出典:©Toei Video Co.,LTD. 東映特撮YouTube Official「百獣戦隊ガオレンジャー」配信開始より

–以下公式あらすじより–

2001年。21世紀のスタートの年。環境汚染・生態系の異常・人間関係の疲弊化など様々な原因により、我々の知らぬ間に人々の生きるエナジーは低下していたのだった。
ここがチャンスとばかりに邪悪なる衝動を持つ恐ろしい奴らが現れた。彼らは邪悪な鬼の一族、オルグだった。
オルグは自分の思いのまま悪さを繰り広げるひどい奴ら。 それを阻止する為に立ち上がった4人の若者達。彼らの名はガオレンジャー。地球を守る為に闘うという道を選んだ彼らの試練は続く。

《役柄(戦士名):キャスト》

※敬称略
獅子走(ガオレッド):金子昇
鷲尾岳(ガオイエロー):堀江慶
鮫津海(ガオブルー):柴木丈瑠
牛込草太郎(ガオブラック):酒井一圭
大河冴(ガオホワイト):竹内実生
大神月麿(ガオシルバー):玉山鉄二

第8位 魔法戦隊マジレンジャー

魔法戦隊マジレンジャー出典:©東映 東映チャンネル『魔法戦隊マジレンジャー』よりスーパー戦隊シリーズ作品人気ランキング第8位は魔法戦隊マジレンジャー。

2005年2月~2006年2月まで全49話が放送された29作品目のシリーズです。

『地球戦隊ファイブマン』、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』に続く”家族で戦隊”の3作品目にあたり、初めて末っ子の小津魁がレッドでリーダーという設定に。実際に魁を演じた橋本淳さんも、シリーズ歴代最年少となる18歳で主役に抜擢されました。※現在は『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の夜野魁利(ルパンレッド)役を演じる伊藤あさひさんが実年齢では最年少タイです。

魔法というファンタジー要素の強いモチーフとは裏腹に、家族をテーマに愛だけではなく親しい存在だからこその葛藤など、一番の主人公である末っ子レッドの成長を軸に、兄妹それぞれの成長をしっかりと描いていたので、ヒーローらしいかっこよさというよりも、そうした濃い人間ドラマ的要素を観たいという人にとてもおすすめな作品です。

また、シリーズ初となる3部構成のストーリーになっていて、敵ボスも徐々にレベルアップしていくなど、展開がダレなかったのも人気の理由の一つと言えるでしょう。

平均視聴率は7.7%。グッズ売上はおよそ108億円です。

–以下公式あらすじより–

魔法 それは聖なる力
魔法 それは未知への冒険
魔法 そして それは勇気の証

突如、平和な地上を襲い始めた地底にうごめく怪物たち。彼らの名前は「地底冥府インフェルシア」。
「蒔人」「芳香」「麗」「翼」そして「魁」の小津兄妹は、母・小津深雪から自分たちがインフェルシアと戦う正義の魔法使いだと聞かされる。突然の出来事に戸惑う兄妹たち。しかし驚く間もなく深雪がインフェルシアに・・・!
それでも小津兄妹は力をあわせて戦う。
あふれる”勇気”を”魔法”に変えて。それが「魔法戦隊マジレンジャー」だ!

《役柄(戦士名):キャスト》

※敬称略
小津魁(マジレッド):橋本淳
小津翼(マジイエロー):松本寛也
小津麗(マジブルー):甲斐麻美
小津芳香(マジピンク):別府あゆみ
小津蒔人(マジグリーン):伊藤友樹
ヒカル(マジシャイン):市川洋介

第7位 炎神戦隊ゴーオンジャー

炎神戦隊ゴーオンジャー出典:©東映 公式HP『炎神戦隊ゴーオンジャー』よりスーパー戦隊シリーズ作品人気ランキング第7位は炎神戦隊ゴーオンジャー。

2008年2月~2009年2月まで全50話が放送された32作品目のシリーズです。

これまでも『高速戦隊ターボレンジャー』や『激走戦隊カーレンジャー』などで取り入られた”自動車”をモチーフにしながらも、意思を持つ機械生命体「炎神」として、自動車と動物の両方の特性を持ったユニークなキャラクターが登場しました。

敵味方の両サイドともに、明るく痛快な雰囲気が特徴で、昭和初期の作品のようなコミカル要素が比較的多めな作品になっているのも印象的。

ストーリー展開がとにかくわかりやすく、キャラクターデザインもかっこいい!この数年間の作品の中でも、特に子どもたちからの人気が高かったシリーズでした。前年度は「仮面ライダー電王」の人気に押され、影に隠れてしまいがちだった戦隊シリーズでしたが、今作でふたたび人気を取り戻しました♪

平均視聴率は5.1%。グッズ売上はおよそ120億円です。

炎神戦隊ゴーオンジャー出典:©東映 公式HP『炎神戦隊ゴーオンジャー』より

–以下公式あらすじより–

異世界マシンワールドからやってきた意志を持つ乗り物「炎神(エンジン)」は勇気と正義あふれる5人の若者に、共に戦う相棒としての力を与えた。
その名は正義のロードを突き進む「炎神戦隊ゴーオンジャー」。
彼らの戦う相手は地球を汚れた世界に変えようとする「蛮機族ガイアーク」。ゴーオンジャーは炎神の魂「炎神ソウル」をアイテムにセットすることによって得られる炎神のパワーを使ってガイアークに立ち向かう!
マッハ全開で突っ走る俺たちの合言葉は“ゴーオン!”

《役柄(戦士名):キャスト》

※敬称略
江角走輔(ゴーオンレッド):古原靖久
香坂連(ゴーオンブルー):片岡信和
楼山早輝(ゴーオンイエロー):逢沢りな
城範人(ゴーオングリーン):碓井将大
石原軍平(ゴーオンブラック):海老澤健次
須塔大翔(ゴーオンゴールド):徳山秀典
須塔美羽(ゴーオンシルバー):杉本有美

第6位 獣電戦隊キョウリュウジャー

秘密戦隊ゴレンジャー出典:©amazon Amazonビデオ『獣電戦隊キョウリュウジャー』よりスーパー戦隊シリーズ作品人気ランキング第6位は獣電戦隊キョウリュウジャー。

2013年2月~2014年2月まで全48話が放送された37作品目のシリーズです。

『恐竜戦隊ジュウレンジャー』、『爆竜戦隊アバレンジャー』に続く3度目の恐竜モチーフの戦隊で、変身シーンや合体シーンでの特徴的な民族風のBGMや音声はとても印象に残りました。

また、当時歴代最大数の10人の戦士が登場したことや歴代のシリーズに登場したキャストが別の役柄で登場したり、パロディーが豊富だったことでも話題になりましたね。

アツくて勢いのあるキャラクターたちとストーリーはもちろん、子どもたちの憧れる”正統派ヒーロー”を思わせる演出が多く、胸を高鳴らせていたのはきっと子どもたちだけじゃなかったはず。千葉繁さんの「●斗の拳」を思わせるようなハイテンションなナレーションにも注目です!

平均視聴率は3.9%。「変身銃リボルバー」をはじめとするグッズ売上はおよそ144億円で、歴代スーパー戦隊シリーズ最高売上を更新しました。

獣電戦隊キョウリュウジャー出典:©東映 公式HP『獣電戦隊キョウリュウジャー』より

–以下公式あらすじより–

遥かな太古――宇宙より飛来した暗黒種“デーボス”。
“恐竜”たちは、賢神・トリンに機械の体を与えられ“獣電竜”となって立ち向かい、デーボスの魂を凍結し海に沈めた。

そして時は流れ…現代――
デーボスの身体の破片から部下たちが復活。デーボス完全復活のため、人類への襲撃を開始した!
地球最大の危機を救うため、6人の勇者が集結。恐竜の魂が宿る“獣電池”を駆使し、獣電竜とともにデーボスに立ち向かう!
“恐竜”プラス“人間”億千年の時を越え、今、史上最強のブレイブチームが誕生した!
彼らこそ“強き竜の者”
聞いて驚けッ! 『獣電戦隊キョウリュウジャー』

《役柄(戦士名):キャスト》

※敬称略
桐生ダイゴ(キョウリュウレッド):竜星涼
イアン・ヨークランド(キョウリュウブラック):斉藤秀翼
有働ノブハル(キョウリュウブルー):金城大和
立風館ソウジ(キョウリュウグリーン):塩野瑛久
アミィ結月(キョウリュウピンク):今野鮎莉
空蝉丸(キョウリュウゴールド):丸山敦史

ラミレス(キョウリュウシアン):ロバート・ボールドウィン
福井優子(キョウリュウシアン):木下あゆ美
鉄砕/津古内真也(キョウリュウグレー):出合正幸(2役)
ドクター・ウルシェード(キョウリュウバイオレット):千葉繁(ナレーション・各種アイテム音声も担当)
弥生ウルシェード(キョウリュウバイオレット):飯豊まりえ
賢神トリン(キョウリュウシルバー):森川智之
桐生ダンテツ(キョウリュウシルバー):山下真司

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