一途な想いに胸キュン♡男役を見つめ続ける娘役の乙女心を学ぶ

宝塚の歴史に残るゴールデンコンビ、夢咲ねねの一途な想い

6年の長きにわたりコンビを組んだ、星組の柚希礼音さんと夢咲ねねさん。
柚希礼音 夢咲ねね出典:©宝塚歌劇団 星組公演『黒豹の如く』『Dear DIAMOND!!』より
トップコンビを組むことが決まった際に、柚希礼音さんが夢咲ねねさんに贈った手紙を、夢咲ねねさんはずっと手帳に挟んで持ち歩いていたそうです。

大切な方からのプレゼントを肌身離さず持ち歩くというのは、キュンとする乙女心ですよね。

ちえねねコンビは仲が良いことでも有名。ほぼ毎公演ごとに、夢咲さんが誘って買い物や映画のデートに行っていたそうです。

柚希さんが「これからデートやで」と星組生に宣言してお出かけすることもあったとか(笑)

他にも、おそろいのアクセサリーを身に着けたり、柚希さんが夢咲さんにお弁当をリクエストしたり、翌日作ってきたお弁当を星組生の前で完食したり…少女漫画のようなエピソードのオンパレード。一途なラブストーリーを見ているようです。
柚希礼音 夢咲ねね出典:©夢咲ねねInstagram(@yumesaki__nene)より
ちえねねだけでなく、北翔海莉さん・妃海風さん(みちふう)、早霧せいなさん・咲妃みゆさん(ちぎみゆ)など、他にもラブラブなトップコンビはたくさん。

退団されたあとも、SNS等で仲の良い姿を見せてくれ、ファンの胸キュンも止まりません。

初恋の人と、組を超えて相手役になった実咲凜音

元宙組トップ娘役・実咲凜音さんと朝夏まなとさんは、非常に運命的なコンビです。
朝夏まなと 実咲凜音出典:©宝塚歌劇団 宙組公演『エリザベート-愛と死の輪舞-』より
2人とも花組に配属され、それぞれ早くから抜擢・活躍を続けていました。

実咲凜音さんは、配属後すぐのショー「EXCITER!!」で、研1ながら銀橋を渡るメンバーに大抜擢!その時、相手役になったのが朝夏まなとさんなのです。

右も左も分からない状態の実咲凜音さんを、丁寧に導いてくれたのだとか。まさに、”初恋の人”ですよね!

実咲凜音さんの初めてのバウヒロイン公演の相手役も、朝夏まなとさん。

そして、2人同じタイミングで組替えし、実咲凜音さんは凰稀かなめさんの相手役としてトップ娘役に就任します。プレッシャーもある立場の中、近くに朝夏まなとさんの存在があることは心強かったはず。

凰稀かなめさんのご卒業後、実咲凜音さんは朝夏まなとさんの相手役に。

いわば、初恋の幼馴染と結ばれた…という感じです。若い頃からお互いを知っている2人だけに、舞台での相性もピッタリです。
朝夏まなと 実咲凜音出典:©宝塚歌劇団 宙組公演『ベルサイユのばら—フェルゼンとマリー・アントワネット編—』より
トップコンビ就任前に、まあみりの2人は「ベルサイユのばら」で相手役として全国ツアーを巡りました。

仙台公演ではトークショーが開催され、「自分の役以外でやってみたい役」という質問にそれぞれの役を挙げたのですが、名場面の再現の際、照れてしまったみりおんちゃん。

フェルゼンになりきって台詞を言い終わると、そのまままあ様に抱きつき、まあ様が大爆笑するという1場面が(笑)。心の底から信頼している雰囲気が印象的でした。

また、まあ様が「ミッション:インポッシブル」のジャパン・プレミアに招待されたときのこと。

レッドカーペットでトム・クルーズと並ぶまあ様…を、ギャラリーの中から必死に撮影するみりおんちゃんが目撃されていました。

相手役というより、1ファンのような姿に、ファンも思わず共感。

大勢の記者やカメラマンに負けないしゃかりきぶりを発揮。まあ様への一途なハートをひしひしと感じました。

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