花組公演「新源氏物語」の気になる配役は?内容と見所をご紹介します!

宝塚歌劇団の「新源氏物語」といえば、古典文学の名作「源氏物語」を演じたもので、昭和中期に春日野八千代さんの当たり舞台として絶大な人気を博した作品です。

その作品が宝塚歌劇団の中心的な組である花組で再演されるとなれば気になるのは内容と配役です。そんな「新源氏物語」の配役と見所をご紹介しましょう!

新源氏物語

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光源氏役は、花組トップスター・明日海りおさんで決まり

源氏物語といえば、光源氏とそれを取り巻く様々な女性たちが登場するほか、頭の中将など重要な役となる男性もおり、登場人物が多いのが特徴です。そのため宝塚歌劇団の中心的な組であり、個性豊かなタカラジェンヌが多い花組で再演されるというのは順当ですね。

明日海りお

主人公である光源氏を演じるのは、花組トップスターである明日海りおさん。その明日海りおさんを中心としてどんなステージになるのでしょうか。

本家本元の源氏物語に忠実な平安絵巻

源氏物語を原作とした「あさきゆめみし」は、光源氏が蘇るところから始まる話でした。そのため舞台は幻想的であり、原作の漫画を踏襲しているため、金髪の頭の中将などが登場して、そのスタイルが話題となった舞台です。

あさきゆめみし

それに対して、源氏物語のエピソードをそのまま踏襲した「新源氏物語」は正統派とも言える内容で、光源氏と藤壺の不義に始まり、六条の御息所が生き霊となり葵の上を呪い、そして殺してしまうところなどは、ほとんど原作に沿った内容になっています。

「あさきゆみし」も「新源氏物語」も、どちらもそれぞれに楽しめる作品ですが、「新源氏物語」は原作のエピソードをそのまま踏襲しているため、より平安絵巻を楽しむことができるといえるでしょう。

見所はやっぱり、娘役との絡み?

光源氏といえば、多くの女性たちと浮名を流した男性ですから、多くの女性たちが登場してきます。そして、その女性たちとの絡みが多いのも、見所のひとつです。

光源氏の永遠の憧れの女性である藤壺に、その理想の女性と体現した紫の上、そして朧月夜、葵の上、六条の御息所、女三宮と6人の女性が光源氏に絡んできます。

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それらの女性を演じる娘役のタカラジェンヌたちがどのように明日海りおさん演じる光源氏と恋を語り、恋に悩むのか、見所は尽きませんね♪