近年宝塚歌劇でも一般的になってきた、ライブビューイング。
主に名作大作の千秋楽が全国の提携映画館で、しかもリアルタイムで観ることができるとあって劇場でなくこちらで贔屓組を観たというファンの割合も年々増加しているようです。
ただやはり通常の劇場鑑賞とは色々勝手が違うことも。
今回は宝塚歌劇における劇場公演ライブビューイングの良い点、気になる点をそれぞれ検証していきます!
【映画館で宝塚歌劇を観られるメリット】
歌舞伎やミュージカル、コンサートなど離れた場所にいながらリアルタイムに鑑賞を可能にすることのできた「ライブビューイング」が宝塚歌劇でも導入されるようになったのは、2012年頃から。映像技術の向上により上映される映画館の数は年々増えていきました。
宝塚歌劇では通常千秋楽公演は、すぐにチケットが完売してしまうため観たくても観られないファンはこれまではあきらめるしかなかったものですが映像とはいえ、同時に劇場との時間を共有できるライブビューイングは人気となっています!
【ライブビューイングのデメリット】
対してやはり、これは生の舞台の方がイイ!という面ももちろんあります!
特にショーなどで多くみられますが宝塚ならではの客席降り、男役さんの銀橋でのウインクなどの所作など観客との交流が当然ながらできないこともそのひとつ。
さらにはテレビ中継などと同じように芝居ではその時台詞をしゃべっているジェンヌにカメラを寄せられてしまうため、ディープなファンなら必ずやっている「オペラグラスでいつでもどんな場面でも贔屓をがっつり観てしまう」行為が不可能なこと。
その時贔屓や気になるスターさんがどんな表情をしているのかわからない!という嘆きがライビュ後はSNS上でしばしば散見されます。