黒執事は枢やなの描く少女漫画で、作者としては初の長期連載作品にも関わらず、圧倒的な人気で、2014年12月には全世界累計2000万部を超える大ヒット人気作品となっています。
アニメに舞台に実写映画化とその人気はとどまるところを知りません。その人気の秘密とは?今回は黒執事の人気の秘密に迫ります。
キメ台詞はあくまで執事ですから。
黒執事の舞台は19世紀末のイギリス。名門伯爵家の幼い当主シエル・ファントムハイヴに仕えるセバスチャン・ミカエリスは非常に優秀な執事で、女王陛下の番犬として裏社会の粛清や汚れ仕事を担当するシエルとともに様々な事件に関わっていくというストーリーです。
ここで注目ですが、実はこのセバスチャン、人間ではありません。実は黒ミサによって呼び出された悪魔なんです。
シエルは9歳の時何者かに両親を惨殺され、自身も狂気じみた団体に売り飛ばされ、拷問を加えられた上に、悪魔を呼び出す儀式で生贄として殺されそうになります。しかし、逆に悪魔と契約を結び、悪魔に命じてその場にいた全員を殺します。
この時契約した悪魔がセバスチャンなんですね。契約とはシエルが復讐を果たすまで、彼を殺さず守り抜くことというもの。こうして二人のおかしな主従関係が成立しました。
[adsense num=1]
[next_heading title=生贄、残虐性、たまにユーモア。]