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客席を引き込んで離さない! 歴代男役トップスターでダンスが上手いトップスター5名!

宝塚歌劇団の舞台を華やかに盛り上げる要素のひとつにダンスがあります。

男役のダンスは、他の舞台では見られない独特のものです。今回はトップスターとして、カッコいいダンスで魅了した5名をご紹介します!

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1.ザ・男!なダンシングで魅了。蘭寿とむの勇ましいダンス姿

蘭寿とむ

出典:©宝塚歌劇団 公式HP 2012年『サン=テグジュペリ』『CONGA(コンガ)!!』より
花組トップスターとして人気を博した蘭寿とむさん。

宝塚音楽学校を首席で卒業し実力は確かなものでしたが中でもダンスの実力は抜きん出ていました。

蘭寿さんの踊りは落ち着いた安定感があり、特に背中から漂わせる色気はなんとも言えないものでした。

蘭寿さんのダンススターとしての集大成と言えるのが2012年上演のショー「CONGA!!」。花組のダンスのレベルの高さを見せつけたラテンショーでした。

この作品の中で、相手役の蘭乃はなさんとのデュエットダンスは、かなりアクロバティックでドラマティックなもので、観客をうっとりとさせていました。

男らしさも、美しさも、ダンスで表現したのが蘭寿とむでした。

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とどまることを知らない身体能力!近年のダンススターといえば・・・

2.とどまることを知らない身体能力の柚希礼音

最近のトップスターで大物ダンサーといえばこの方。

柚希礼音

出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ タカラヅカ・スカイ・ステージ 柚希礼音ディナーショー「The REON!!」 (’15年・パレスホテル東京)より
柚希礼音さんは、大阪の有名なバレエ教室出身で、宝塚入団前は海外で踊ったこともあったそうです。

身体能力の凄さが下級生時代から話題だった柚希さん。2004年上演のショー「タカラヅカ絢爛」の中で、湖月わたるさんと踊った「夢」というシーンのダンスは忘れられません。

外国人振付家による独特の振りで、ラテンのリズムに乗って身体をカクカクと動かし、湖月さんと対立するかのように踊る姿は鬼気迫るものがあり、「何だこのダンサーは!?」と観ている人を驚かせました。

トップスター時代も「ノバ・ボサ・ノバ」をはじめ、ショー作品で魅せたダンスは素晴らしいものでした。

パフォーマーとして活躍する今も、ソロコンサート「REON JACK2」でバレリーナの上野水香と共演するなど話題を呼んでいます。

3.しなやかでまるでエンジェルを思わせた朝海ひかる

朝海ひかる

出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ タカラヅカ・スカイ・ステージ あの日みた夢に-シカゴ・アンダーワールド・ブルース-(’04年雪組・ドラマシティ)より
フェアリー系スターとして人気を博した朝海ひかるさん。

容姿の美しさから、下級生時代はショーの女役ダンサーとして活躍することもありました。

真矢みきさんトップスター時代のショー「ハイペリオン」では、ヴィーナスという役で紫吹淳さんの相手役を務め、コケティッシュな魅力を振りまきました。

トップスター時代、サヨナラ公演となった「堕天使の涙」で見せたダンスは本当の天使のようで切なく涙を誘いました。

同じくダンサーだった相手役、舞風りらさんと踊るショーのデュエットも美しく、当時の雪組ショーの名物でした。

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雪組トップ早霧せいなさんも憧れるトップスター

4.雪組トップ早霧せいなさんの憧れ、小気味が良いダンスで観客をくすぐった安寿ミラ

1990年代のスターの中でダンサーといえば安寿ミラさん。

安寿ミラ

出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ タカラヅカ・スカイ・ステージ 安寿ミラ ダンスアクト FEMALE vol.13(’16年・新宿BLAZE)より
小柄で華奢、美貌のトップスターでしたが、彼女の魅力は何と言ってもダンスでした。

お披露目公演の「スパルタカス」で、相手役の森奈みはるさんとのデュエットは溌剌として美しく、本当に素晴らしい場面でした。「火の鳥」や「メガヴィジョン」などのショーでも、キレ良く小気味良いダンスで、観客を爽快な気持ちにさせてくれました。

現在は振付家としても活躍。

タカラヅカのショー作品の振り付けを担当することもあります。雪組トップスターの早霧せいなさんは、同郷ということもあり、安寿さんを慕う一人でもあります。

5.宙組トップ朝夏まなとも敬愛。伝説のダンサー・大浦みずき

大浦みずき

出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ タカラヅカ・スカイ・ステージ アンダーライン(’83年花組・バウ)より
蘭寿とむ、朝海ひかる、安寿ミラ…。いわゆる「ダンスの花組」から、ダンサーなトップスターたちが多く生まれたのですが、その元祖は大浦みずきさんです。

1975年に初舞台を踏んだ大浦さんは、入団前からバレリーナとしてその才能を発揮していたといいます。ダンスを武器にスター街道を歩んだ大浦さん。

花組2番手時代には1986年「メモアール・ド・パリ」の「パッツィの館」などで話題を呼びました。このシーンは近年、宙組で再演もされています。

トップスターになってからは、ダンスの本場ニューヨークで絶賛されるなど、数々の伝説を残しています。

残念ながら大浦さんは2009年に逝去されたので、生の舞台姿を拝むことはもうできません。

しかし大浦みずきさんが下級生達に教え込んだダンスのセオリーは、花組から宝塚歌劇団全体に引き継がれているようです。

黒燕尾の男役による大階段での一糸乱れぬダンスは、大浦さん率いる花組の名物シーンでしたが、今では全組のショーで観ることができました。大浦さんの功績ですね。

今現在活躍するスターの中にも大浦さんファンがいます。

それは宙組トップスターの朝夏まなとさん。

朝夏まなと

出典:©宝塚歌劇団 2017年宙組公演『王妃の館 -Château de la Reine-』『VIVA! FESTA!』より
宝塚ファン時代のなかった朝夏さんが昔のビデオで観てトリコになったのが、大浦みずきさんだそうで、「大浦さんのきれいな脚さばきは引き継いでいかなくてはならない」と語っています。(出典©宝塚クリエイティブアーツ TAKARAZUKA REVUE 2016より引用)

男役トップスターのダンスは芯に「伝統」という柱が通っている!!

宙組 朝夏まなと

出典:©宝塚歌劇団 2017年宙組公演『王妃の館 -Château de la Reine-』『VIVA! FESTA!』より
ダンスが上手な男役は数あれど、トップスターとして輝く人はタカラヅカのダンスの伝統をしっかりと引き継いで魅せてくれている気がします。

次代のスターでも素晴らしいダンスで観客をうならせるスターさんの誕生とその活躍が楽しみですね!

著者:すみれ文案

執筆: おしの ふわみ

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