「トップスターは、孤独じゃなかった」絆パワーで作り上げた名舞台の数々
退団公演の幕開けを前に、3月末にNHK大阪放送局「ニュースほっと関西」に出演。
そこでは、トップスターとして駆け抜けた2年半を振り返ってくれました。

出典:©宝塚歌劇団 公式HP
雪組公演『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』より
中でも、印象的なのは「トップスターは、孤独じゃなかった」という言葉。
孤高の存在と思われがちなトップスターですが、実際にその立場になると、「みんなが自分を意識してくれて、まわりの励ましが感じられて、みんなの気持ちで突き動かされていることが分かった」そうです。
早霧せいなさんを中心にまとまった雪組のパワーは、凄まじいものがあります。
話題作が続くプレッシャーを跳ね除け、どれも大成功に納めたのは、早霧せいなさんご自身の魅力はもちろん、雪組全体の団結力があったからこそだと思います。

出典:©宝塚歌劇団 公式HP
雪組公演『Dramatic “S”!』より
サヨナラ公演のショー「Dramatic“S”!」には、早霧せいなさんの築き上げた雪組を象徴するワード「絆」をテーマにした場面も。涙なくしては見られませんね。
早霧せいなの集大成「幕末太陽傳」は、ちぎちゃんだからこそできる役

出典:©宝塚歌劇団 公式HP
雪組公演『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』より
「幕末太陽傳」という演目は、宝塚の男役としては異例の役。
ちぎちゃんが挑むのは、二枚目ではないのです。男役人生の集大成として、あえて”崩す”演技に挑戦するというのも早霧せいなさんらしいですよね。
退団会見にて、「今このままの自分で止まっていられるなら、肉体も精神も体力も。ずっと宝塚にいたい」と語った早霧せいなさん。
私たちも、できることならずっとちぎみゆ率いる雪組を見ていたかったです。しかし、「終わり」があるのが宝塚の美しさ。
最後の最後に、ちぎみゆの雪組が魅せてくれる最高の舞台を、私たちは全力で受け止め、楽しむのみです。
早霧せいなさん率いる雪組の姿を、しっかり目に焼き付けましょう。
著者:海野りんご