”原作モノ”を再現させたら宝塚イチ?
早霧せいなさん率いる雪組の特徴は、「原作モノ」を見事に形にしてくれたというところ。

出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ
タカラヅカ・スカイ・ステージ『伯爵令嬢-ジュ・テーム、きみを愛さずにはいられない-(’14年雪組・日生)』より
プレお披露目公演の「伯爵令嬢」に始まり、お披露目公演「ルパン三世」、「るろうに剣心」「ローマの休日」、そしてサヨナラ公演の「幕末太陽傳」まで、マンガ・映画を原作にした作品を次々上演。
普段宝塚を見ない人まで劇場に呼び込み、いずれも大成功に導きました。

出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ
TCAピクチャーズ 雪組星組『るろうに剣心』より
いわば、「脅威の2.5次元力」を持ったトップスターだと言えます(映画原作のものは少しニュアンスが変わりますが)。
それは、ビジュアルだけが良いというのではなくて、役の真髄を掴み、舞台上に作り上げるという”芝居心”のなせる技でしょう。まさに、変幻自在の役者なのです。

出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ
タカラヅカ・スカイ・ステージ『ルパン三世 ―王妃の首飾りを追え!―(’15年雪組・東京・千秋楽)』より
少なくとも、「ルパン三世を宝塚で上演する」というのは、早霧せいなさんでなくてはなし得ない挑戦だったのではないでしょうか。