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BABYMETAL 2ndアルバム「METAL RESISTANCE」全曲レビュー!

4/1 Fox day!

ついにこの日がやってきました!!

全世界待望のBABYMETALの2ndアルバム「METAL RESISTANCE」の発売日ですね!

BABYMETAL <出典:http://natalie.mu/music/news/181901>

4/1 Fox day 全世界同時発売!!ついに世界がひとつになる!って触れ込みだったのですが国内盤は流通の関係で3/29からCDショップに並んでました(笑)

僕も早速手に入れてヘビロテにヘビロテを重ねてるのですが、、、

なんとも恐ろしい作品、、、

2年前に発売されたセルフタイトルを冠する1stアルバム「BABYMETAL」で全世界に衝撃を与えたBABYMETALの2ndアルバムは、今回も思わぬところから攻めてくる衝撃と感動が盛りだくさん、そしてBABYMETALとメタルの"未来"を示す革新的な1枚でした。

さっそく、今回はBABYMETAL 2ndアルバム「METAL RESISTANCE」の収録曲を1曲ずつ簡単にレビューしていきたいと思います!

BABYMETAL 2ndアルバム「METAL RESISTANCE」全曲レビュー①

1.「Road of Resistance」

みんな大好きRoad of Resistance。

既にライブでもお馴染みのアンセムソングです。音源にもなっていますがやはりアルバムには外せない曲ですね。

開幕にふさわしい高速の王道メロスピ。レコーディングにはDragonforce(ドラゴンフォース)のギタリスト、ハーマン・リとサム・トットマンも参加しています。

いわゆる"クサメタル"が苦手な僕は初めて聴いた時「ベビメタって今後こういうアツい方向性で行くのかぁ・・・」
と思ってしまいましたが、ベビメタがやるとすんなり聴けちゃうから不思議。

SU-METALの精一杯かつ魂を感じるエモーショナルな歌声にYUIMETAL・MOAMETALのかわいらしいコーラスが加わって良い具合に脱力して聴くことが出来るんですよね。

僕的な聴きどころはSU-METALのシャウトです。この曲以前はメタルながらも丁寧に歌いこなしている印象だったSU-METALの歌唱が一気に振りきれた感じがしました。

海外ツアーを経たことによって生まれた、BABYMETALの成長を感じる一曲。


<出典:https://www.youtube.com/embed/zTEYUFgLveY>

2.「KARATE」

アルバム発売に先駆けてiTunes等での先行配信やYouTubeでもMVが公開されている今作のリードトラック。MOAMETALのお気に入り曲だそうです。

横浜アリーナで行われた「BABYMETAL WORLD TOUR 2015 in JAPAN - THE FINAL CHAPTER OF TRILOGY - ACT-I」の11曲目で初披露されました。

Djent風の、重厚なリフで進むイントロがかっこいいなーと思ってたら「セイヤ!ソイヤ!」と入ってくるYUIMETAL・MOAMETALのコーラス。そしてキャッチーでエモーショナルな聴かせるサビが炸裂していくという楽曲。

熱い歌詞からはこれからのベビメタの決意が感じ取れますね。

Djentって無機質で冷たくて淡々と進むってイメージがあったのでこんなに熱いDjentは初めて聴きましたね。

徐々にエモみを帯びていくSU-METALの歌唱とYUIMETAL&MOAMETALのコーラスで段々と盛り上がっていく構成が面白いです。


<出典:https://www.youtube.com/embed/GvD3CHA48pA>

3.「あわだまフィーバー」

そのままの勢いでやってくる「あわだまフィーバー」はあの「ギミチョコ!!」を生み出した上田剛士作曲によるデジタル・ハードコアの要素を含んだポップなメタルチューン。

「ギミチョコ!!」以上に"上田節"が満載で、実際作曲の時もそこを意識し、THE MAD CAPSULE MARKETSの時と同じように作曲を進めていったんだとか。

デジタル・ハードコアにかわいらしい歌詞とキャッチーなメロディが乗る、「ギミチョコ!!」で確立されたスタイルは今作でも健在。

今回のアルバムでは最もアイドルっぽいかわいらしさのある楽曲ではないでしょうか?



BABYMETAL 2ndアルバム「METAL RESISTANCE」全曲レビュー②

4.「ヤバッ!」

こちらも既にライブでよく披露されているお馴染みの曲。「気になっちゃってどうしよう~♪」ってやつですね。

スカの要素を持ったノリの良い楽曲で、歌詞が哲学的な感じでなんか気になるのですが、YUI&MOAによる「パーリラパーリラフー」「ぴっぽぱっぽ ぴっぽぱっぽ ぴー」のコーラスで全てを忘れて盛り上がれます。

間奏のブレイクダウンのギターがかっこいい。

キャッチーで親しみやすいフレーズが多く、中毒性の高い1曲ですね。

BABYMETAL <出典:http://natalie.mu/music/news/181780>

5.「Amore - 蒼星 -」

SU-METALのソロ曲。

紅月に対するアンサーソングといった位置付けでしょうか。タイトルも紅月と蒼星ですし。

紅月はX JAPANを彷彿とさせる曲でしたが今作はドラフォやハロウィーンを思い出すような超高速メロスピ。

速すぎて笑えるくらい速い曲なので神バンドの皆さんが心配になってきます。

ベースソロからのギターソロはライブでの新たな見所になりそう。

メタルっぽい歌詞の中にある「24時間走り続ける」ってフレーズが結構フックになってると思います。

6.「META!メタ太郎」

問題作。

ヴァイキングメタル・・・に分類されるのでしょうか?

NHKとかで流れてそうな親しみやすさがありますが荘厳さもある楽曲。SU-METALがこの曲を気に入っているそうです。

ライブではどういう流れでこの曲が飛び出すのか楽しみでならない・・・

タイトルの時点で「!?」ってなりましたが曲を聴いて更に驚愕でした・・・。

BABYMETALじゃないと絶対に生まれないしBABYMETALじゃなきゃ成立しない楽曲ですね。

何度も聴いてると頭から離れなくなります。ライブで観るともっともっと良くなるかも。

サビを3人で歌う曲は初めてですね。

BABYMETAL <出典:http://www.tvgroove.com/news/article/ctg/2/nid/20941.html>


BABYMETAL 2ndアルバム「METAL RESISTANCE」全曲レビュー③

7.「シンコペーション」

この流れで登場する「シンコペーション」は90年代ヴィジュアル系や厨二っぽさを感じるアニソンのような日本人ウケ間違いなしのキラーチューン。水樹奈々のアルバムの2曲目あたりに入ってそう。

アニソン・歌謡曲のテイストを感じるメロディに今風のスクリーモサウンドが効いててただの厨二曲じゃ終わらないところが流石。

一周回ってここにたどり着いたような、今までありそうでなかった曲。

Twitterでは「中森明菜が歌ってそう」って声もちらほら見かけました。

なお、EU盤にはこの曲は収録されておらず、代わりに「From Dusk Till Dawn」という曲が収録されています。

8.「GJ!」

リンプ・ビズキットを彷彿とさせるようなグルーヴィーでミクスチャーなメタルラップ。

YUIMETALとMOAMETALによるユニットBLACK BABYMETALの楽曲です。

ラップから何かももクロっぽさを感じました。おねだり大作戦ではそんな感じじゃなかったのですが・・・
単純にテンポが早いから・・・? それとも2人が成長したから・・・?

頑張る人たちをベビメタ流のワードで応援する、ライブで盛り上がりそうなノリの良い曲。

「もっともっとほら」が飲み会の「飲~んで飲んで飲んで」のコールに聴こえるのは自分だけでしょうか(笑)

BLACK BABYMETAL <出典:http://babymetal.net/tag/black-babymetal/>

9.「Sis. Anger」

ゆいもあがお怒りのようです。

GJ!とは打って変わって「怒り」が歌われている楽曲。タイトルの元ネタはメタリカのSt. Angerですね。

ブラックメタルのような極悪ツーバスに乗せて無機質に「ざっけんじゃねーぞー おーい おーら」「ばかやろー」「お前のその根性叩き直すぞ」

等の怒りフレーズが次々出てくるんですが、これが全く怖くない・・・(笑)

歌詞のブチ切れ具合と相反する抑揚のないかわいい声の歌唱。このなんともいえないミスマッチは中毒性が高すぎますね・・・

それにしてもアイドルの曲でこんなに攻撃的なものって珍しいですよね。

全体的に見ても歌詞のフレーズに結構強い言葉が多くて、初めて聴いた時は「え?これ大丈夫?」と思っちゃいました(笑)




BABYMETAL 2ndアルバム「METAL RESISTANCE」全曲レビュー④

10.「NO RAIN, NO RAINBOW」

カオスすぎる流れに登場した清涼剤のような1曲が「NO RAIN, NO RAINBOW」

ライブで過去2回披露されたのみで音源化されていなかった幻のSU-METALソロ曲がついに収録されました。

前の曲との落差も相まってSU-METALの澄んだ歌唱が染み渡るこの曲はX JAPANの「ENDLESS RAIN」を彷彿とさせるバラード。

BABYMETALは様々な要素を併せ持った曲が多いので逆にこういうシンプルなアプローチはぐっと響くんですよね。

SU-METALの歌唱力の高さを改めて感じることのできる名曲。

SU-METAL <出典:http://bmparadise.blog.jp/archives/20876377.html>

11.「Tales of The Destinies」

なんだコレ!?

Dream Theaterじゃん・・・

11曲目に登場したのは超弩級の変態プログレ。

ついにこんな曲をやるようになったのか・・・と感慨深いものがあります。

変拍子の嵐の中でピロピロピロピロ鳴り散らすバカテクギターがなんとも心地良い。

ライブで再現できるのかこれ・・・ ってか3人はどんな振り付けでこれを踊るんだ・・・・

Protest The HeroやThe Dillinger Escape Planっぽいという声もちらほら見かけました。

色々ワクワクと期待が止まらない1曲です。

12.「THE ONE」

最後の曲は「BABYMETAL WORLD TOUR 2015 in JAPAN - THE FINAL CHAPTER OF TRILOGY - ACT-I」の1曲目に披露された「THE ONE」です。

実は前の曲「Tales of The Destinies」のアウトロとこの曲はシームレスで繋がっており、2曲で1曲という構成。

この2曲の流れが素晴らしすぎて鳥肌が立つのですが、もちろんこの「THE ONE」単体で見ても素晴らしい名曲。

こちらもDream Theaterを彷彿とさせるドラマティックで壮大なプログレッシブ・メタルで、本格的な英詞にも初挑戦しています。

これからのアンセムになるであろう、アルバムを締めくくるのにふさわしい楽曲。


<出典:https://www.youtube.com/embed/TZRvO0S-TLU>

BABYMETAL 2ndアルバム「METAL RESISTANCE」全曲レビュー⑤


「From Dusk Till Dawn」」

今作は一部の収録曲が国内盤とEU盤で異なっています。

この「From Dusk Till Dawn」はEU盤にのみ収録されている楽曲。

シンフォニックで神秘的な雰囲気の中にダブステップ・エレクトロサウンドも加わり展開するオルタナティブ・メタル。

SU-METALのファルセットがまるでボーカロイドのような無機質で繊細な力強さを感じさせ、サビで登場する力強い高音の迫力とうねるクールなダブステップサウンドに初聴の時点ですっかりやられてしまいました。

EU盤には歌詞カードがついていなかったので正確な歌詞はわからないですが、サビは「in the end」に聴こえますね。

全体として静と動を使い分ける展開は非常に聴き応えがあり、特にSU-METALの「Break」は必聴ポイントです。

本域のオルタナティブ・メタルバンドやメタルコアバンドとも比べても遜色ないクオリティで、言われなければBABYMETALの曲だとわからないくらい洗練された一曲。

日本のリスナーに馴染みやすそうなメロディが特徴的だった「シンコペーション」と比べるとこちらは正反対の作りで、完全に海外のリスナーへのアプローチとなっています。あえて収録曲を分けた理由もよくわかりますね。

正直こんなアプローチの楽曲を用意してくるとは全くの予想外だったし、聴けば聴く程ハマっていく奥深い楽曲なので、この曲のためだけにEU盤を購入しても損しないと言えるほどカッコイイ曲です。今回のアルバムで一番好きかも。



BABYMETAL 2ndアルバム「METAL RESISTANCE」まとめ

高速メロスピやヴァイキングメタル、ガチガチのプログレにブラック・メタルと、多様なジャンルが詰まった今作。こんなものを成立させられるのは世界中どこ探してもBABYMETALだけでしょう。

全体としての印象はアイドルっぽいかわいらしい曲が少なくなってだいぶ海外アプローチを意識した楽曲が増えた感じがしましたね。

「和」っぽいテイストも減ったような気がします。

1st「BABYMETAL」が全世界にBABYMETALという存在の"今"を知らしめる名刺のような1枚だったのに対して、「METAL RESISTANCE」は進化し進み続けるBABYMETALのこれからの"未来"を提示しているような作品だと感じました。

BABYMETAL <出典:http://www.rollingstonejapan.com/articles/detail/25663/>

まだまだ掴みきれていない曲や評価の分かれる曲もありますが、これからのライブでどう変化していくのかも楽しみのひとつ。

4/3に開催されるウェンブリー・アリーナでのライブを皮切りに始まる「BABYMETAL WORLD TOUR 2016」

全世界が驚愕しているであろうこのアルバムを引っさげてBABYMETALはどんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。

BABYMETAL <出典:http://natalie.mu/music/gallery/show/news_id/181780/image_id/510604>

そしてついに日程も発表されたワールドツアーの集大成、9/19の東京ドーム公演は一体どんなライブになるのか?

ついに本格的に動き出したメタルレジスタンス第四章。道なき道を進む彼女たちの挑戦に、これからも目が離せないですね!!

長くなりましたがそれではまた。どんどんしー♪

EU盤にのみ収録される「From Dusk Till Dawn」
THE ONE LIMITED EDITIONにのみ収録される「GJ!- ご褒美編 -」「THE ONE - Unfinished ver. -」 についても聴き次第、後日追記していきます。

※4/24 「From Dusk Till Dawn」についてを追記しました。

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