タカラジェンヌとして、月組副組長として、憧花ゆりのさんの忙しすぎる舞台人生
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タカラジェンヌとして、月組副組長として、憧花ゆりのさんの忙しすぎる舞台人生
宝塚歌劇団の各組には組長と副組長がいて、下級生の悩み相談を受けたり、舞台の成功のため下級生の健康に気を配ったり、色々な方面から組を支えています。
リーダーである組長に対して副組長は、事務方ともいえるような文字通り組を影で支える重要な役割です。
組長と副組長は組の年長者が就任しますが、単に年齢が高いというだけでなく組長と副組長にふさわしい人柄や責任感も重要なので、大変な役目なんです。
月組の副組長でベテランの娘役として活躍するタカラジェンヌに、憧花ゆりのさんがいます。
■音楽学校時代からのエリート!憧花ゆりのさんの輝かしいプロフィール
宝塚歌劇団を目指すきっかけは身内に宝塚ファンがいたり、親や親戚などにタカラジェンヌがいるといった理由の人が多くいますね。憧花ゆりのさんもお母さんが大のヅカファンで、子供の頃から宝塚の舞台を見て育ったそうです。
そこからだんだん「自分もタカラジェンヌになりたい」と思うようになったのだとか。その目標のため、バレエ、ピアノ、声楽を習って着々と準備をした上で1998年、高校一年生のときに宝塚音楽学校を受験、見事合格します。
2000年に宝塚歌劇団に入団。成績は86期生43人中、7番というかなりの好成績でした。花組公演「源氏物語あさきゆめみし」で初舞台を踏み、その後月組に所属します。
同期には元宙組トップ娘役の陽月華さんや和涼華さん、彩海早矢さん、元宙組トップスターの凰稀かなめさんがいます。
憧花ゆりのさんは確かな演技力で、宝塚歌劇団の人気の演目である「エリザベート -愛と死の輪舞-」をはじめとする数々の舞台で重要な役柄を演じて、いよいよ2013年に月組の副組長に就任しました。まさに順風満帆、エリートコースまっしぐらです。
■プレイヤーであり、マネージャーであり、どうしても期待されてしまう憧花ゆりのさん
入団から15年以上となる憧花ゆりのさんは舞台で活躍するだけじゃなく、下級生への気配りや舞台を作り上げるという、副組長としての大切な役割を担っています。
はきはきとした、しっかりした性格もあって強い女性を演じることが多い憧花ゆりのさんですが、演技の幅は広く、実は様々な女性を演じているんです。
歌が好きという憧花ゆりのさん。どの舞台でも朗々と素晴らしい歌声を聞かせてくれます。
ベテランとして成熟した演技を見せる憧花ゆりのさん、「管理職」としても期待されることが多くて大変だと思いますが、それが出来てしまう人なんですね。