話題沸騰!「Q-MHz」1stアルバム全曲視聴の感想をお届け!
★東山奈央さんが担当した楽曲は?
数々のアニメやゲームで声優を務めるなおぼうこと東山奈央さん。
演技の幅に定評があり、幼いロリボイスから大人の艶やかな声、はたまたドラゴンから軍艦まで様々に演じ分けています。
そんな彼女の良いところを活かした楽曲と様々な顔を見せる東山奈央さんの本質を知ることができる2曲をご紹介!
【 I, my, me, our Mulberry】
まずこの楽曲はとにかく遊び心満載の楽曲です。聴いた時にあれ?デュエット?誰?みたいな感じでしたが、東山奈央さんのファンならすぐに分かる!この曲を歌っている人は東山奈央さんだと!
要するに東山奈央さんが一人で二人のボーカルを演じ重ねてレコーディングしたなんとも声優にしかできない楽曲になっております。
東山奈央さん持ち前の元気で明るいキャラクターのボイスとお姉さんのようなちょっと大人なボイス両方を楽しむことができて、ファンの人は得した気分になることでしょう。
それ以外にもパンと呼ばれる音像の定位が左右に動いたり、サビ前のセリフなどがあったり盛りだくさんのTheキャラソンという感じでした!
そして畑亜貴ワールド全開の歌詞で、逆にどこか安心感すら感じられるようになりました…
Q-MHzの黒須克彦さんもこの楽曲についてぜひヘッドホンで聴いて欲しいという方にコメントしていますのでリスナーの皆さんもぜひヘッドフォンでぜひ聴いてみましょう。
「I, my, me, our Mulberry」はヘッドフォンでも是非聴いてもらいたいですね。
— 黒須克彦 (@krossy) 2016, 1月 28
出典:©2008 – 2017. kurosu katsuhiko
黒須克彦(@krossy) twitterより
【手探りで今のなかを】
I, my, me, our Mulberryとは違ってこちらの楽曲は東山奈央さんの素を感じられるバラードとなっています。
様々なキャラクターを演じ分ける東山奈央さんの素の歌声を聴いたことがある方は少ないのではないのでしょうか?
それもそのはず、東山奈央さんはご自身の名義では初の歌唱ということなのです。
実際聴いてみても、今まで演じてきた東山奈央さんのキャラクターのどのボイスとも違って、これが本当の東山奈央さんか…と思える1曲です。
楽曲アレンジもボーカルを全面に押し出してバックバンドが一歩引きつつボーカルを包み込むような雰囲気が感じられ、”本当の東山奈央らしさとは?”ということにおいてとても良く考えられて作られているなぁと感じました。
キャラ全開の東山奈央さんと素全開の東山奈央さん。東山奈央さんの魅力がこのアルバム1枚に全て詰まっているような気がします。
★南條愛乃さんが担当した楽曲は?
fripSideのボーカル、また声優としても活躍する南條愛乃さんがこのアルバムに参加という、豪華すぎるアルバムとなったQ-MHzですが、最後に南條愛乃さんが担当した2曲をご紹介!
【La fiesta? fiesta!】
今まで歌ってきた曲とはちょっと異なる雰囲気の異国感が全面に滲み出ているこの曲。
プロデュースチームもこの楽曲に関しては他の楽曲と比べ難航したとも語っていましたが、しっかりと南條愛乃さんの良さを活かしつつ彼女の新たな魅力が引き出せたのではないでしょうか。
使用している楽器やメロディーのスケールなど馴染みのない方は不思議な感じがして、もちろんこういうモーダルな楽曲が好きな人は好きでしょう。
南條愛乃さんの新境地といった色々挑戦的な意味も含まれているなと感じられる1曲ですが皆さんはどのように感じたのか気になりますね!
【愛シカタナンテ知ラナイ】
さて、最後にご紹介する楽曲はこの曲です。
南條愛乃さんの透き通るような歌声がとてもこの楽曲のテイストに合っているなと感じました。
ふわふわとどこにも着地せず浮いているかのような柔らかい曲調とデジタル感溢れる音色が最近の流行りを押さえつつ、愛をテーマにした歌詞を丁寧に歌い上げる南條愛乃さんの声がマッチしていてこの楽曲の世界観にグッと引き込まれますね。
★このアルバムの魅力
参加アーティストと収録楽曲についてご紹介してきましたが、このアルバム「QMHz」の魅力はまず、各アーティストの楽曲が2曲それぞれに違ったアプローチだということが挙げられます。
1曲はそのアーティストのファンの期待に沿った楽曲で、もう1曲はアーティストの新たな魅力が引き出されている楽曲といったなんとも欲張りなアルバムになっています。
今までのファンもこれからアーティストを知るという人も両者が満足できるモノとなっているのではないのでしょうか。
そしてどの楽曲も様々なジャンルの要素が含まれていて、王道ロック、ヘビィロック、ポップス、クロスオーバー、異国風な音楽まで触れることができてリスナー自身もこのアルバムがきっかけで新たなジャンルの開拓となるかもしれないでしょう。
これからの「QMHz」にも期待大!
そして次は一体誰がこの「QMHz」と組むのか、一体どんな音楽が生まれるのか、楽しみで仕方ありませんよね!
そういう面でも1stアルバムからリスナーの予想をはるかに超えてきた「QMHz」。
今後もこの音楽シーンに新たな旋風を巻き起こしてくれることでしょう。
ぜひ一度聴いて欲しいアルバムです。
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出典:©Q-MHz公式ツイッター(@QMHz_info)より