新人公演で初の悪役に挑戦。“歌”を武器に輝け、風間柚乃!

2017年夏のタカラヅカを沸かせた、珠城りょうさん主演の月組公演「All for One」。

ダルタニアンと三銃士というおなじみのキャラクターたちが活躍する冒険活劇のタカラヅカバージョンとして、好評を博していました。

新人公演では、蓮つかささんが主演ダルタニアンを好演。敵対するベルナルド役として台頭したのが、風間柚乃さんです。

今年に入ってから目立つ役どころを演じることが多くなってきた風間さんの舞台歴、新人公演の活躍ぶりについて、注目していきましょう!

100期生として入団した風間柚乃さん。「歌」で強烈な印象を残す

風間柚乃出典:©宝塚歌劇団 公式HP 月組 風間柚乃より
風間柚乃さんは2014年に入団した100期生の一人。

往年の大女優・夏目雅子さんの姪という背景もありますが、端正な顔立ちや揺るぎない存在感で、初舞台当初から大変注目されている存在でした。

研究科2年で月組に配属。研究科2年〜3年の頃はマイペースに来る役来る役を楽しんでいるといった印象でした。

2016年のバウホール公演「Bow Singing Workshop~月~」は下級生たちにスポットを当てる演目で、出演者全員がソロ曲を発表しましたが、そこでの風間さんの印象は強烈なものだったようです。

朗々と歌い上げる姿で、観客を驚かせました。

2017年に入り、大劇場公演の新人公演で突然目立つ役どころが回ってきます。

珠城りょうさんトップお披露目公演の「グランドホテル」。

本公演では民衆役などその他大勢でしたが、新人公演では2番手スター美弥るりかさんのオットー・クリンゲライン役に大抜擢されます。

余命いくばくもないユダヤ人の会計士で、冴えない男の役ですが、初演では主役扱いだったのでとても重要な役どころ。

病魔に侵され残り少ない命を輝かせるために憧れのグランドホテルに訪れたオットー。物語の冒頭で「生きる」ことへの執着を歌い上げる姿に注目が集まりました。

▶▶【 デイリースポーツONLINE】故夏目雅子さんの姪・風間柚乃、初の大役も堂々 新人公演で2番手演じる(2017.1.17)

スター性も芝居心もあり、見事な舞台を見せてくれた風間柚乃さん。

そんな風間さんの一番注目するべきポイント、それは「歌」ではないでしょうか。

[next_heading title=音楽学校時代から「歌」で注目。その裏にあるたゆまぬ努力]

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