思わず笑顔になる!?橘幸さんの魅力にあなたもハマる

2016/04/20

宝塚歌劇団の雪組に所属する橘幸さん。『るろうに剣心』の新人公演で、見ている人が思わず笑顔になる個性的な武田観柳役を好演したことから、注目を集めています。この活躍を機に、今後さらに重要な役につくことも予想され、人気が高まりつつある男役です。

ヅカファンなら知っておきたい橘幸さんのプロフィールと、これからの出演予定についてお伝えします。

◆橘幸さんのプロフィール

橘幸

橘幸さんは、岐阜県多治見市生まれ。誕生日は12月3日です。
宝塚歌劇団の雪組に所属する男役スターで、身長は167cm。愛称は“たっちー”、初舞台は2010年4月の『THE SCARLET PIMPERNEL』でした。

橘さんはこれまで、『Shall we ダンス?』新人公演のアーカム役、『ベルサイユのばら―オスカルとアンドレ編―』のドランド役、『伯爵令嬢』のロベール役、『ルパン三世―王妃の首飾りを追え!―』新人公演のミラボー役、『アル・カポネ ―スカーフェイスに秘められた真実―』のサム・ジアンカーナ役、『星逢一夜』の瓜田彦三郎役および新人公演の猪飼秋定め役、『哀しみのコルドバ』のロベルト役およびアルフォンソ役などを務めてきました。

数々の役どころをこなしてきた橘さんですが、次の公演『るろうに剣心』では、武田観柳という個性的なキャラクターを演じます。

この役は、これまでの橘さんのイメージを良い意味で裏切るものとなったでしょう。ここで演技の幅の広さを見事にアピールした橘さんは、今後が楽しみな雪組スターのひとりです。

◆橘幸さんの魅力は?

橘さんは、2010年に14番目の成績で宝塚歌劇団への入団を果たしました。

167cmと男役にしては小柄ですが、『るろうに剣心』での演技のように、個性的なキャラクターを精一杯演じ切ることにより、舞台上で映える表現のポテンシャルを持っています。

これまでも数々の公演に出演してきた橘さんですが、今回の武田観柳役は、彼女の存在を広くヅカファンに印象づける結果となりそうです。原作を彷彿とさせる武田観柳のセリフ回しや立ち姿は、よっぽど役に入り込まなければ作り込めない世界観だといえるでしょう。

ここで一気に人気に火がつくのも、橘さんがこのキャラクターを演じるために熱心に研究してきたからこそ。

「セリフが聞きやすい!」「歌がきれい!」など、ファンからは骨太な演技を裏づけするような声があがっています。これを機に、今後も重要な役につく可能性のあるタカラジェンヌですから、しっかりとチェックしておきたいですね。

◆今後の橘幸さんの出演予定は?

橘幸さんは現在、『るろうに剣心』に出演中です。

『るろうに剣心』の原作は、和月伸宏による週刊少年ジャンプに連載された大人気コミックで、この度、宝塚歌劇団が初のミュージカル化をします。主人公は、幕末に伝説の人斬りとして恐れられた緋村剣心。明治維新後に“不殺”を誓った剣心と、彼を取り巻く人物たちによるアクションロマネスク作品をぜひお楽しみください。

今回橘さんが演じる武田観柳は、悪徳実業家。

原作では個性的であり憎たらしいキャラクターとして描かれている武田観柳ですが、橘さんはこの役どころをきちんと解釈して演じ、ファンの注目を集めました。登場してものの数十秒で、独特な武田観柳の世界観に引き込む演技はお見事。

“ガトリングガン”という小さな大砲のような形状の、これまたユニークな武器を操る、いかにも悪そうな武田観柳。主人公目線で見ていると腹立たしい人物なのに、なぜか橘さんの演技に惹かれていってしまう……そんな橘さんを見に、劇場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

思わず笑顔になる演技を見せてくれる、橘幸さんのプロフィールをお伝えしました。今後が楽しみな雪組の男役、橘幸さんを引き続き応援してゆきましょう。

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