MIDI検定1級にトップ成績で合格!
小岩井ことりさんは超難関といわれる社団法人音楽電子事業協会が主催する検定試験・MIDI検定1級を2016年に受験し、95点というその年のトップ成績で合格しています。

出典:© 藤本健のDTMステーション「声優の小岩井ことりさん、超難関のMIDI検定1級もトップ合格だった!(2017年07月14日)」より
と、そもそもMIDI検定とは?と1級ってどんなレベルのことができるの?といまいちピンときていない方もいることでしょう。
簡単にいうと「MIDI」とは電子楽器の楽譜のようなもので、「どんな音の高さで、どんな大きさで、どの楽器の音で鳴るのか」という情報データです。これ単体ではなくDAWとよばれる演奏データを再生できる機械に読み込ませることで扱うことができます。

出典:©小岩井ことりオフィシャルブログ「ゆめはキミの太陽。」by Ameba「『Nuendo8製品発表会 in カナダ大使館!』2017年07月12日(水)」より
MIDI検定では、MIDIそのものはもちろん、電子音楽についての知識やその活用までを試験されるのですが、1級は「プロレベルの技術をもつ人材」とランク付けされている難易度上限の級です。
紙の楽譜からPCで演奏データとして打ち込み、音楽情報を読み解くだけではなく、それを作品として創造する音楽的な表現力が試される試験内容になっています。
もともとは音楽制作に関わるなかでお世話になっていた関西のスタジオで、音楽についての知識も色々と教えてもらっていたそうですが、そのスタジオの社員研修としてMIDI検定を行っていたことが、彼女が検定を知るきっかけになったそうです。
2013年頃から勉強をはじめ、2014年に3級を受験し合格。
MIDI検定は受けられる日程も限られているため、本業である声優業との兼ね合いも見つつだったそうですが、タイミングよく2016年の2級検定も受験できることになり、筆記では99点、実技では95点というこの年のトップ成績で合格!その年の1級検定にも臨むことを決意したそうです。
自宅のDTM環境でおよそ20時間という制限時間のなかでのMIDIデータの打ち込みと楽曲としてのオーディオデータの作成を行いますが、楽譜は試験出題用に編曲されたオリジナルで、小岩井さんいわく「イジワルな楽譜」だったそうですよ。
というのも不協和音が連なる(隣同士の音が鳴るとなんだかちょっと不安な気持ちになるような音がなりますよね?あれがずっと続いている感じ)編曲になっていて、MIDIを打ち込みながら「本当にこれであっているんだろうか?」と不安になったそうです。
確認のために違うプロジェクトを立ち上げて打ち込み直したものと照らし合わせたりして何度も確認を行ったそうです。わざわざ別のファイルでもう一度打ち込み直すなんて、これだけでもかなり几帳面な性格が伺えるのですが、MIDIの審査基準では考慮外になっていた音の強さ(電子ピアノやシンセサイザーなどは鍵盤を叩く強さ(速さというか勢い)が強いと大きな音が出ますよね)のデータも反映させていたようで、限られた時間のなかで次の作業のことも考えて、しかも正確に作っていたことからも、彼女の性格をひしひしと感じます。
この検定の際に実際に小岩井さんが制作されたオーディオデータや検定の様子は、下記のインタビューで詳細にこたえているので、ぜひ読んでみてくださいね♪
(C) 藤本健のDTMステーション「声優の小岩井ことりさん、超難関のMIDI検定1級もトップ合格だった!(2017年07月14日)」
▷▶http://www.dtmstation.com/archives/51998906.html
検定の階級的には上限を取得してしまいましたが、実践レベルでの向上心はまだまだあって、今現在も小岩井さんの技術は向上中!
今後は指導者認定講座にも挑戦したいと話しています。