◆つっこみ担当安藤なつ
メイプル超合金のつっこみ担当は安藤なつ。女性。外見にインパクト絶大です。
一目でわかる前後左右におっきい姿!縦も大きめです。紫のシャツが戦闘服で、照明に輝く艶やかなシャツの面積の広さに、彼女の存在を感じます。
かつて彼女は別の人とコンビを組んでいました。コンビ名は「プチ観音」。その時はボケ担当でした。彼女は2012年にプチ観音を解散したときに、お笑いをやめようと思っていたそうです。
しかし、そこに当時ピン芸人だったカズレーザーが現れたのです。
「体重130キログラムの女性の相方、探してるんです」
外見を使ったボケよりも、つっこみやった方が面白い。そういわれた彼女は、失っていた自信を取り戻しました。
◆ボケ担当カズレーザー
メイプル超合金のボケ担当、ネタ担当のカズレーザーの最終学歴は同志社大学商学部。芸人になった理由が「働きたくなかった」。
修行中のネタの評判は良くなかったようですが、本人は好きなネタを披露する場があることに、喜びを感じていたようです。
彼のメインカラーの赤は戦闘服にあらず。私服も赤。これはマンガ「コブラ」(作・寺沢武一)の主人公の影響で、高校生の頃から赤かったとのこと。名前の由来は仮面ライダーV3に出てくるカニレーザーからです。髪が金髪なのもコブラの影響でしょうか?
趣味が筋トレの彼の体脂肪率は10%以下。その肉体は舞台衣装の上からでも解ります。特技はコサックダンスです。
◆コンビ結成は2012年
ボケ担当カズレーザーがつっこみ担当安藤なつを口説いたときから、コンビが結成されました。プチ観音解散7月、メイプル超合金結成8月。スピード結婚・・・もとい結成です。
芸風は漫才。130キロ近い体型を持つ紫の衣装の安藤なつと、180センチ80キロの全身赤のマッスルマン・カズレーザーのコンビは外見にインパクト大。その分ネタは控えめに、というコンセプトです。
が。カズレーザーは舞台登場時に「ジーク・ジオン」と言いながら現れます。笑顔でぼけまくるカズレーザーに、「こんなにメチャクチャにどうすんだよ」とつっこむ姿は、本人達が思うほど控えめではありません。
◆M-1グランプリ決勝出場は伊達じゃない
芸風はテンポ良く流れる掛け合い漫才です。笑顔でぼける姿に釣られて笑い、激しいつっこみも笑いのネタ。
つかみに安藤なつをネタにして「女装した冷蔵庫」など思いつくセンスが凄い!苦し紛れの時間稼ぎも漫才の間として味方にする、思いっきり笑いたくなるコンビです。