2014年7月に活動を開始、ちょうど1年後の2015年7月に活動休止となったヴィジュアル系バンド、My BACTERIA HEAT IsLAND。あくまでも休止なので今後の活動については未定ですが、1年間に残したヘヴィなサウンド作品の数々はどれも粒ぞろいでした。
My BACTERIA HEAT IsLANDの世界観を語る上で外せないのが、ヴォーカルである点々が放つ世界観や雰囲気、そしてセンスでしょう。ソロでの多彩な活動も含めて、My BACTERIA HEAT IsLANDと点々について語ってみようではありませんか!
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My BACTERIA HEA>
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点々を中心に5人組で結成されたマイバク
まずはバンドの構成から。My BACTERIA HEAT IsLANDはヴォーカルであり最も活動に影響を与えている点々、ツインギターの大祐と衍龍(こうりゅう)、ベースの諒、そしてドラムスの哲也という5人編成です。
バンド名であるMy BACTERIA HEAT IsLANDというのは、直訳すると「細菌が島を熱くする」となります。バンド始動のライブでは「細菌島」という架空の島で起きた桃太郎のお話になぞらえた演出が語り継がれていて、バンド始動を強烈に印象づけたのでした。後で述べますが、こうしたMy BACTERIA HEAT IsLANDのニクい演出の数々には、多彩な活動が光るヴォーカルの点々のセンスが深く関わっているといいます。
なお、さすがに長いバンド名なのでファンの間からは「マイバク」ともっぱら呼ばれています。
ヴォーカル:点々の幅広すぎる音楽活動とマイバクとの関わり
My BACTERIA HEAT IsLANDのイメージや世界観を背負っているのが、ヴォーカルを務める点々です。かつては平一洋という名前で活動していたこともあって、この平一洋と点々は同一人物です。
ケミカルピクチャーズというバンドで活動する時には平一洋を名乗り、kiss my wayでは平清盛を名乗り、そしてMy BACTERIA HEAT IsLANDでは点々という具合です。それぞれのバンドで世界観を担う中心的なメンバーとして活動しているので、そのセンスの幅が実に広いことが分かります。
ケミカルピクチャーズとkiss my wayはすでに解散および休止、そしてMy BACTERIA HEAT IsLANDも休止となりますが、点々のあふれるセンスはまたどこかで新しい音楽世界を切り開いてくれるに違いありません。