「厳しく言ってもらう覚悟はできている」と語る丸山さん。稽古はやはり非常に厳しいようですが、これまでジャニーズ事務所でのレッスンを積んでしてきたからこそ、厳しさの中にも楽しさを見出しているのかもしれません。ジャニーズ事務所に所属するタレントとして、第一線で活躍しているからこそできる発言ですよね。
また一方で、丸山さんは「演出家との距離感を大事にしたい」とも語っていました。「親しくなりすぎると、自分に対して演出家の方が厳しく言えなくなってしまうかもしれない。それは僕自身のためにならない」と、非常に冷静な分析をしています。それでも、親しくなりたいという気持ちがないわけではありません。社交的な丸山さんは、そのあたりの加減について自問自答を繰り返しているようです。
◆丸山さんが「マクベス」にかける思いとは
今回の舞台について、丸山さんはこのように語っています。
“これまで色んな舞台を経験してきましたが、シェイクスピアの舞台は初体験です。舞台は生の言葉が生きるところなので、キレイな言葉が次々に沸いてくる舞台を演じてみたいと思っていたところに、今回のお話をいただきました。”
“自分がどこまで挑戦できるのか未知数ではありますが、マクベスが辿ってきた悲しい生きざまを、丸山隆平という男が全身全霊で皆様にお届けしたいと思っています。”
優しくてふんわりとしたイメージの丸山さんからは想像もつかないほど、非常に男らしいメッセージですね。
「マクベス」は2016年6月26日(日)から7月24日(日)まで、東京グローブ座で上演されています。あなたもぜひ会場に足を運んで、丸山さんの勇姿を目に焼きつけてください!