ギネス世界記録と聞くと、「世界一速い」「世界一大きい」といった分かりやすい記録を思い浮かべがちですが、世の中には「なぜそれを…?」と首をかしげてしまうような記録も数多く存在します。
本記事では、思わず二度見してしまうような「意味不明だけどガチすぎる」ギネス世界記録を5つ紹介します。
ブランコを36時間漕ぎ続けた人

記録名(英):Longest marathon on a swing
記録:36時間32分
達成者:Richard Scott
国:イギリス
年:2022年
イギリスのリチャード・スコットさんは、ブランコに乗り続ける最長記録に挑戦し、36時間32分というギネス世界記録を達成しました。
この挑戦は、なんと約40年間も「いつかやりたい」と思い続けていた夢だったそう。過去の記録が34時間だと知り、「これは絶対にいける」と決意したといいます。
使用したブランコは地元メーカーが提供し、会場設営や記録の準備は地域のクラブや団体が全面協力。個人の挑戦でありながら、街ぐるみで支えられたチャレンジでした。
洗濯機を本気で投げて世界一

記録名(英):Farthest throw of a washing machine
記録:約4.45メートル
達成者:Johan Espenkrona
国:イタリア
年:2022年
2022年、スウェーデンのボディビルダー、ヨハン・エスペンクローナさんは、イタリアの番組『Lo Show dei Record』に出演し、「洗濯機投げ」という謎競技に挑戦しました。
使われた洗濯機の重さは約46kg。競技はオランダの強豪選手と交互に投げ合う形式で進行し、序盤は相手が先に記録を更新する展開に。
しかし最終投擲でエスペンクローナさんが約4.45メートルを記録し逆転。まさかの洗濯機投げ世界一に輝きました。
鼻でオレンジ転がし最速記録

記録名(英):Fastest time to push an orange one mile with the nose
記録:22分41秒
達成者:Ashrita Furman
国:アメリカ
年:2007年
アメリカのアシュリタ・ファーマンさんは、オレンジを鼻だけで1マイル(約1.6km)転がすという競技で、22分41秒の世界最速記録を達成しました。
四つんばいになり、鼻でオレンジをつつきながら進むこの競技。練習中には鼻を打ちすぎて出血することもあったそうです。
当初は屋外や空港で挑戦するも、路面状況や風の影響で断念。最終的にはショッピングモールの屋内スペースで本番を迎え、前記録を約2分も更新しました。
ちなみにアシュリタさんは、「意味不明なギネス記録を大量に持つ人」としても有名です。
鼻で爆速タイピングして世界記録

記録名(英):Fastest time to type using the nose
記録:40.19秒
達成者:Davinder Singh
国:インド
年:2017年
2017年、インドのダヴィンダー・シンさんは、キーボードを鼻だけで操作し、指定された英文を40.19秒で打ち切ることに成功しました。
入力する文章は「Guinness World Records have challenged me to type this sentence using my nose in the fastest time.(ギネス世界記録から、“鼻だけでこの文章を最速で入力する”という挑戦を受けています。)」という103文字の定型文。
事前に文章内容が決まっているとはいえ、鼻だけで高速タイピングする集中力と首の耐久力は常人離れしています。
全身火だるになって走った最長距離

記録名(英):Longest distance full body burn run
記録:約272メートル
達成者:Jonathan Vero
国:フランス
年:2022年
フランスの消防士でスタントマンでもあるジョナサン・ヴェロさんは、全身に火をつけた状態で走る最長距離の記録に挑戦し、272.25メートルを走破してギネス世界記録を達成しました。
この挑戦のため、数か月にわたってトレーニングを重ね、持久力や呼吸のコントロールを重点的に鍛えてきたといいます。
また、全身に火をつけた状態での100メートル走最速記録や、炎上したままバイクで走行した最長距離記録など、複数の「全身火だるま系」記録も保持しています。
まとめ
意味があるかどうかは関係ない。
挑戦する理由は、「やりたいから」それだけで十分なのかもしれません。
ギネス世界記録の公式サイトには、最新の記録や挑戦方法、認定までの流れも詳しく紹介されています。
あなたも「世界一」になってみませんか?