節目の男役11年目にバウ初主演を果たした澄輝さやとの活躍おさらい
宝塚市にあるバウホール。この名前を知らないヅカファンはいないでしょう。
宝塚大劇場のすぐ隣にあって舞台装置も規模も比較的小さなハコですが、スターの階段を駆け上がる若手のエースを起用した作品を上演する名門のハコとしてヅカファンにとっては「聖地」ですね。
あっきーこと宙組の澄輝さやとさんが、「バウ・ショーケース New Wave!-宙-」で、バウホール公演の初主演を務めました。
入団して10年目に巡ってきたこの初主演、しかも名門バウホールでの公演は、第91期生の澄輝さやとさんにとって大きな転機となりました。
念願のバウ初主演を果たしたあっきー、これまでの幅広い活躍ぶりをおさらいしてみましょう!
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■澄輝さやとってどんな人?
宝塚歌劇団のショー公演「バウ・ショーケース New Wave!-宙-」でセンターに立つ宙組の澄輝さやとさんは、兵庫県神戸市の生まれで2003年に宝塚音楽学校へ入学、2005年に宝塚歌劇団に入団しました。
男役としては申し分ない173cmの身長にも恵まれています。
愛称の「あっきー」は、本名から来ているそうです。
澄輝さやとという芸名は、「澄」という字の生徒に爽やかな人が多いので決め、「輝」は澄に合わせた響きで、「さやと」は、誰も考えつかない希少価値がある名前だからと本人が語っています。
あまり名前にその字が入っている人を見かけませんが、あっきーの周りには澄という字が入った名前の爽やかな人が多かったんですね。
■輝かしい活躍は、舞台だけでなくテレビでも
澄輝さやとさんの初舞台は2005年、花組の「マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー」です。
その後宙組に所属、同期生には野々すみ花さん(元宙組トップ娘役)や、愛加あゆさん(元雪組トップ娘役)などがいます。
2015年に男役としての節目の10年を迎えた澄輝さやとさんは、自分のことを晩成型だと言いますが、若い時から十分活躍しているように思うのは私だけでしょうか?
「バレンシアの熱い花」の新人公演で当時の若手スター・早霧せいなさんが演じたマルコス役に抜擢され、2011年、「クラシコ・イタリアーノ -最高の男の仕立て方-」の新人公演で初主演を務めています。
2013年7月からはTAKARAZUKA SKY STAGEの第2期スカイ・ナビゲーターズに抜擢、第6期スカイ・フェアリーズ時代と合わせると2回目の専門チャンネル起用でテレビでの活躍ぶりも、さすがあっきー!
※記事初出時に、すみれコードに引っ掛かる情報がありました。訂正してお詫びいたします。