博多座で2016年5月5日(木)~5月28日(土)の日程で宙組『王家に捧ぐ歌』が上演されます。中でも注目なのは2番手ウバルド役を演じることになった桜木みなとさん。同期の実咲凜音さんとの兄弟役も楽しみですね。
・桜木みなとさんのこれまでの活躍
桜木みなとさんは神奈川県横浜市出身の宙組男役です。横浜の地名である「桜木町」「みなとみらい」から芸名を取ったという地元愛で知られています。ファンからは「ずん」「ずんちゃん」という愛称で親しまれています。
2009年に初舞台を踏み、宙組に配属されました。下級生のうちからバウホール公演で活躍しています。本人のプロフィールによると、2011年『記者と皇帝』マーフィー・マクドネルと、2013年『the WILD Meets the WILD』のアンドリュー・シェイファーを印象に残る役として挙げています。
2014年には凰稀かなめさんのサヨナラ公演『白夜の誓い -グスタフIII世、誇り高き王の戦い-』で新人公演主演を果たし、2015年『相続人の肖像』ではバウホール主演も務めました。今年2016年には新人公演を卒業し、ますますの活躍が期待されています。
・博多座『王家に捧ぐ歌』では2番手役!
桜木みなとさんは博多座『王家に捧ぐ歌』で、アイーダの兄ウバルド役を演じます。
ウバルド役は宝塚大劇場公演で真風涼帆さんが演じた2番手役ということで、期待の高さがうかがえますね。
・話題の95期!
桜木みなとさんは豊作の95期です。
宙組の娘役トップの実咲凜音さんとは同期で兄弟役ということになります。
男役では柚香光さん、朝美絢さん、月城かなとさん、礼真琴さんなど各組にスターがいるという状況で、桜木さんにも否応なしに期待が集まるところです。
・初の生え抜きトップスターになるか?
次回宝塚大劇場『エリザベート』ではエリザベートの息子、ルドルフ役を務めることも決まっています。
これまで和央ようかさん、大空祐飛さん、凰稀かなめさんといった歴代宙組トップスターも名を連ねるルドルフ役です。
これまで生え抜きトップスターが出ていない宙組ですが、桜木さんはどうなるでしょうか?
博多座『王家に捧ぐ歌』ウバルド役からの『エリザベート』ルドルフ役と、乗りに乗っている若手スターであることは間違いないでしょう。これからも桜木みなとさんから目が離せません!
著者:宮島ムー(ヅカメモ管理人)