スターウォーズを創ったジョージ・ルーカスがどれだけ凄いのかを解説!!
世界的な映画監督の1人ジョージ・ルーカス。
彼が作った『スターウォーズ』、『インディ・ジョーンズ 』などは大ヒットし、彼自身も有名になりました。
“ジョージ・ルーカス”という名前を知らない人は、ほとんどいないでしょう・・。
ただ、どんな経歴なのかや、どれほど凄い監督なのかは、あまり知られていないこともあるので、ジョージ・ルーカスの偉大さを知ってもらいたいと思ってこの記事を書きます!
◆ジョージ・ルーカス/経歴
1944年5月14日年生まれの72歳。
若い頃は、映画やコミックに熱中する少年だったとのこと。
高校生になるとカーレースが好きで没頭していたみたいです!
高校卒業前に自動車事故に遭ってしまいます。
命に別状はなかったのですが、この事故がキッカケで自分の人生について考えなおすようになりますー。
大学は、ロサンゼルスにある南カリフォルニア大学(USC)へ。
南カルフォルニア大学は、映画好きでは知らない人はいない大学で(映画好きじゃなくても知ってるかも・・笑)映画関連の授業のクオリティが非常に高いです!
ドリュー・キャスパーなどの名教授がいるので、映画監督や映画製作に携わりたい人が世界中から集まってきます!
ちょっと怖そうですけど。(笑)
NHKの「白熱教室」などでも紹介されていて、その放送をまとめた本も出ています。。
映画好きの方は読んで損は、ない内容になっているのでぜひ!!
あの本を読んでから、僕自身も映画の細かな演出などに対する理解がクリアになりましたー。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などをつくったことで知られるロバート・リー・ゼメキス監督なども卒業生です・・!
ジョージ・ルーカスは、大学時代にたくさん短編を作っていたようです・・。
評価は高かったみたいで、賞の受賞もしています!
大学卒業後は、ワーナーの研修中に出会ったフランシス・フォード・コッポラ(後に『ゴッドファーザー』などの作品で有名になる監督)と意気投合し、コッポラが作ったアメリカン・ゾエトロープ社の副社長に就任します。
この会社は、ハリウッドに強制されることなく、映画をつくるための会社でした。。
その後、コッポラをプロデューサーに迎えた『アメリカン・グラフィティ』が大ヒットし、一躍有名になります。
その後、あの映画でさらに有名になるわけなんですが・・・・
◆ジョージ・ルーカス/スターウォーズが伝説となるまでの道のり
着々と映画監督としての実力をつけていったジョージ・ルーカスは、とうとうスターウォーズの制作を始めます。
20世紀フォックス社の経営陣に出来上がった最初のスターウォーズ作品『エピソード4/新たなる希望』をみせると・・・
経営陣の中にこの作品が売れると言ってくれた人は1人もいなかったそうです・・。
今では考えられませんが・・・。
なので、監督料に関してもかなり低めの額(5,000万円程)を提示されます。
そこで、頭が柔軟なジョージ・ルーカスは、マーチャンダイジング権を半分代わりにほしいと訴えました。
つまり、スターウォーズに出てくるキャラクターなどが売れた時にジョージ・ルーカスに権利所得が入ってくる仕組みをつくったわけです。
当時は、マーチャンダイジング権利は、アニメなど作品ではないとあまり儲からないと思われていましたから、ジョージ・ルーカスの交渉は一見クレイジーのようにも見られましたが、のちにこの権利で莫大な利益を得ることになります。。
その後のシリーズは、みなさん知ってのとおり立て続けに大ヒットしていきます!
ただ、「スターウォーズ観たことないよー」的な人もいるかもしれないので、ここでスターウォーズがどれだけ凄いかがわかるエピソードをほんの少しだけ紹介します!
❒スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐は、アメリカで平日公開だったため、会社を仮病などで休む人が続出したため、6億ドルほどの経済打撃をアメリカに与えた
映画ファンにとっては、公開初日にその映画を観るのは非常に重要なものです(笑)
ただ、6億ドルの損出を与えるのはやばすぎる・・・・ω・
エピソード3は、最後の作品になると思われていましたからね・・・。
本当に傑作中の傑作でした!予告編を初めて観た時の衝撃を未だに覚えてます!
❒スターウォーズを創りあげたルーカスフィルムは、ディズニーに約3200億円で買収された
スターウォーズのあのハイクオリティーな映像を創ったルーカスフィルムをディズニーが買収しましたね。
この買収のおかげ(?)で、新シリーズ(エピソード7~9)が創られることに・・。
買収額はが3,200億円というのが、スターウォーズという作品の凄さを物語っています。
❒世界映画興行収入ランキングトップ50に3作品がランクインしている!
スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒・・・・・・・・・・・・・・・・・3位
スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス・・・・・・・・・21位
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐・・・・・・・・・・・・・46位
シリーズのうち3作品がランクインしているのは、もはや異常ですね・・・ω・
フォースの覚醒は、歴代1位のアバターを抜くかと思われましたが、中国であまりヒットせずに3位となりましたね・・!
エピソード8以降の興行収入にも注目です!
❒エピソード4→5→6→1→2→3の順番で公開された・・・!
普通は、エピソード1から順番に公開されるのがセオリーだと思いますが、まさかの4からのスタート。
これによって、悪役のダースベイダーが最初に出てきて、のちに、エピソード1以降でアナキン・スカイウォーカーがどのように悪に染まっていってしまうのか魅せるという画期的な作品になりました。
《ちなみにダースベイダーは、オランダ語で父親という意味です》
原因→結果。ではなく。結果→原因の順になったわけですね!
よく、『どのシリーズから観るべき?』という質問を受けますが、もちろん公開順通りのエピソード4から観るべきですよ♪♪
❒シリーズを見尽くしている人にこそわかるような仕掛けが多用されている!
これは、スターウォーズファンを楽しませてくれる大きな要素ですね!
例えば、日本語に訳すと「いやな予感がするぜ」というセリフが全エピソードどで出てきます!
英語のセリフだと“I have a bad feeling about this”や“I’ve got a bad feeling about this”などのセリフで出てきます!
その他にも最新作のフォースの覚醒で出てきた『FN-2187』という番号。
これは、主人公のフィンのストームトルーパーとしての名ですが、エピソード4でレイアが収監されていた独房ナンバーと同じなんです。。
元々この意味不明なナンバーは、ジョージ・ルーカスが影響をうけた映画「21-87」が関係しているわけですが、こういった仕掛けが随所に散りばめられているのがスターウォーズの大きな魅力です!
今、紹介した以外にも似たようなセリフや映像や音声の中に何度も映画を観たファンじゃなきゃなかなかわからないような仕掛けがあるので注意して観ていただけると嬉しいですーー!!
◆ジョージルーカス/名言
記事の最後は、ジョージ・ルーカスの名言で締めくくりたいと思います!
プラスで、スターウォーズの名言も少し(笑)
❒すべての人が何らかの檻に入れられています。でも扉の鍵はいつも開いているのです。
囚われていないのに、檻の中に閉じこもってしまってるわけですね・・・・・ω・
❒夢ほど重要なものはありません。それを心に描かない限り、あなたは何も成し遂げられません。
❒(スターウォーズについて)2時間の間すべてを忘れられる映画をつくろうとした。
その通りになりましたね。。
さぁ、つづいてスターウォーズの名言を紹介します!
❒マスターヨーダ 「死は生きることの一部だ。」
村上春樹さんも同じようなことを言ってたような・・・・。
❒ドゥークー伯爵 「プライドが2倍になれば、挫折も2倍になる」
これは、普通に日常で使っても違和感のない感じのセリフですね!
❒ハン・ソロ「外見はボロだが中身で勝負だぜ!」
人間性についてのセリフのようにとらえることもできますが、これは、ミレニアム・ファルコン号について言った時のセリフです!
❒ルークとヨーダの会話 ルーク「信じられません」ヨーダ「だから失敗したのじゃ」
信じないから失敗する。
ヨーダの哲学ですね・・・。
カッコイイ。。
❒ルークとダースベイダーの最後のシーン(エピソード6)の会話 ルーク「父さんを救うんだ」 ダースベイダー 「もう、救ってくれたんだ、ルーク。」
命を救おうとしてルークが言った一言に対して、ダースベイダーが放った一言。
命は救ってもらえなくても、暗黒面から救ってもらえたということですね!
この一言には、感動しました・ω・
ジョージ・ルーカスとジョージ・ルーカスの創ったエンターテイメントがどれだけ凄いものかわかっていただけたでしょうか・・・?
映画監督について知れると、映画を何倍も楽しめるようになると思います!
この記事をキッカケにジョージ・ルーカスとスターウォーズに興味を持っていただけたら幸いです!!