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【朝夏まなと特集②】「男役・朝夏まなと」はどうやって生まれたか?花組時代の活躍を振り返る

【朝夏まなと特集②】「男役・朝夏まなと」はどうやって生まれたか?花組時代の活躍を振り返る

花組・宙組を知る蘭寿とむさんからの言葉
男役10年という節目のタイミングで宙組への組替えが発表されました。

朝夏まなとさん自身も、10年目という節目を迎え、方向性について悩んでいた時期だったため、驚きつつも、「変われるチャンスかも」と思ったそうです。

組替えは本人にとっても不安が大きかったと思いますが、そんなまぁ様の背中を押したのは花組トップスターの蘭寿とむさん。

蘭寿とむ


出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ
タカラヅカ・スカイ・ステージ「蘭寿とむコンサート「“R”ising!!」(’10年宙組・バウ)」より

実は、蘭寿とむさんも研究科10年のタイミングで花組から宙組への組替えを経験。まさに、まぁ様の組替え大先輩に当たるのです。

蘭寿とむさんがまぁ様にかけたのは、「組替えは自分のためにもなるし、すごくいいこと」というアドバイス。花組・宙組でさまざまなことを吸収し、トップスターになった蘭寿とむさんのお言葉は大きな励みになったことでしょう。

花組生として最後のショーとなった「カノン」では、フィナーレの男役群舞で蘭寿とむさんと2人で踊る餞のシーンがありました。今観ると、トップスター2人のダンスが見られて非常に贅沢な場面です。

ちなみに、同時期に未来の相手役である実咲凜音さんも宙組へ組替え。運命的な縁を感じますよね。

朝夏まなと 実咲凜音


出典:©宝塚歌劇団 公式HP
2015年宙組公演 『王家に捧ぐ歌』より

下級生時代から、常に周りへの感謝の気持ちを忘れず、謙虚に努力を重ねてきた朝夏まなとさん。

そんなまぁ様だからこそ、周りに慕われ、宙組にもすんなり溶け込み、みなに慕われるトップスターとなったのです。

花組で培った「男役像」が宙組で見事に花開いた

朝夏まなと


出典:©宝塚歌劇団 公式HP
2015年宙組公演 『王家に捧ぐ歌』より

朝夏まなとさんの男役としての基礎には、宝塚の伝統である「男役」に誇りを持つ花男の誇りが染み込んでいます。

そんな「正統派男役」としてのエッセンスに、都会的・スタイリッシュな宙男の魅力も加わって、まぁ様の持つ魅力は無限大に広がりました。

花組時代からその活躍に注目が集まっていた朝夏まなとさんですが、宙組に移動して以降の輝きはみなさまご存知の通り。苦労を乗り越え、誠実に自分と向き合ってこられた日々が、今のまぁ様を形作っているのです。

卒業を発表され、男役・朝夏まなとが見られる期間はあと僅かとなりました。悔いが残らないよう、最後までしっかりまぁ様を見つめ続けたいと思います。

著者:海野りんご

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