男役・早霧せいなはどのように生まれたか?宙組時代~2番手時代の活躍を振り返る

2017/05/11
男役・早霧せいなはどのように生まれたか?宙組時代~2番手時代の活躍を振り返る

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音月桂さんの退団公演。早霧せいなさんは坂本龍馬役でした。

JIN 宝塚


出典:©宝塚歌劇団 特設HP
雪組公演『JIN-仁-』より

非常に自然体で演じていたのが特徴で、舞台上を所狭しと駆け回っていたのが印象的。

軽妙なキャラクターでありながら、重要な言葉は心に響く。芝居巧者ぶりが伝わる役だと思います。

トップスターになってからの持ち味に最も近い役なのではないかな?と思う名演技です。

宙組時代の新人公演でも坂本龍馬を演じていますから、早霧せいなさんにとっても運命的な役だったのかもしれません。

Shall we ダンス? 宝塚


出典:©宝塚歌劇団 公式HP
雪組公演『Shall we ダンス?』『CONGRATULATIONS 宝塚!!』より

まさかの女役に挑戦した「Shall we ダンス?」。

壮一帆さん演じる主人公が好意を寄せる大人の女性にふさわしい、色気と清廉さに満ちていました。

ポスター姿も美しく、早霧せいなさんの持つビジュアルの力に驚かされました。

ただ、プレッシャーも大きかったようで、「トップの壮さんと絡む役で本当の女役をやるということは、私のせいで作品を壊してはいけない」と感じていたそうです。

早霧せいな


出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ
タカラヅカ・スカイ・ステージ『Shall we ダンス?(’14年雪組・東京・千秋楽)』より

素の姿はさっぱりしていて”男っぽい”ちぎちゃんですが、舞台上では全くの別人。

そのギャップも魅力的!併演のショーでは、お芝居で封印していた男役を存分に楽しんでいるので、併せて見ると楽しさ倍増です。

男役・女役両方を経験したことで、「相手役・女役をもっと大切にしなくては」という気持ちが芽生えた公演でもあったそうで、この作品が「ちぎみゆ」というゴールデンコンビのあり方につながっているのかもしれません。

2番手時代が長いからこそ、さまざまな役を経てトップスターに就任したというのが早霧せいなさんの強みの1つであることは間違いありません。

早霧せいなのラストステージ、目に焼き付けよう

早霧せいな


出典:©宝塚歌劇団 公式HP
雪組公演『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』『Dramatic “S”!』より

宙組で育ち、雪組で大きく飛躍した早霧せいなさん。
中性的なルックスと、その内面に秘められた”熱さ”のギャップは昔から健在でした。

トップスターに就任するまでの過程で、組替えを経験し、さまざまな役に挑戦することで唯一無二の男役像を作り上げました。

サヨナラ公演では、宝塚の男役の枠を飛び越えるような軽妙洒脱な役柄を演じます。

男役としての集大成が「居残り佐平次」というのも、ある意味ちぎちゃんらしいと言えるかもしれません。

泣いても笑っても、男役・早霧せいながミられるのはこれが最後。卒業を笑顔で見送るために、宙組時代の作品や雪組2番手時代までの作品を振り返るのはいかがでしょうか?

著者:海野りんご

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