宝塚歌劇団に入団するには、宝塚音楽学校卒業が必須条件です。
その宝塚音楽学校に入る、これはハードルが高い事が有名、倍率も最近は20倍以上となっています。
ところが2009年から音楽学校の入試試験が変わってきました。
どうしてでしょう?
宝塚音楽学校の受験内容が変わったのは・・・
宝塚音楽学校の競争率は20倍以上、3月の合格発表は季節の風物詩のようにニュースにもなります。音楽学校に入学する為に練習・勉強してきた女の子が自分の受験番号を見て泣いているなんて、感動的なシーンが印象的ですね。
でも、本来の目標は音楽学校に入学する事ではなく、宝塚の舞台に立って輝くこと!
10年近く前から音楽学校受験スクールが増えて、音楽学校に入学することが最終目的という様な風潮ができてしまいました。受験スクールは残念ながら都会中心、地方出身者は諦める事が多くなったと思われます。
このままでは「スターの原石」が受験する事すら無くなってしまうと危機感を持った劇団側が、2009年の受験より内容を大幅に変更して、広く受験生を募集する事にしたようですね。
どこが変更となったのか、気になるところです。
2008年までは、一次試験で声楽・バレエ・面接、一次試験合格者のみ二次試験でグレードアップの声楽・バレエ・面接でした。
2009年改革以降では一次試験は面接のみ。二次試験で面接・歌唱・舞踊、さらに三次試験で最終面接と健康診断となりました。
とにかく面接重視となった印象です。
もしお嬢様が宝塚受験を希望されるなら・・お母様の出番です。
一次試験が面接だけなら努力のしがいが無い・・・そんな事はありません。0次試験とも言われる「入学願書」ここから試験が始まっているのです。
入学願書も以前は「顔写真」だけでしたが、変革後は「顔と全身写真」となります。
ついつい自分達で撮ってしまうとか、近所の写真館にお願いしてしまうところです。でも、宝塚入学願書に特化した写真館もあるんですよ。
願書に提出する写真は、入学試験の第一歩。表情や姿勢が見られ、多くの入学願書が音楽学校に届く中、適当な写真では「熱意」の無い願書と思われかねません。
ネットで調べても良いですし、受験スクールに連絡すれば教えてくれる場合もあります。
都心にしか無い場合は、夏休みなど大型連休の時を利用して、親子で早めに準備しましょう。
応募資格はシンプルです。
応募資格は中学校卒業から高校卒業までという年齢制限と容姿端麗女子という事のみ。いたってシンプルです。
以前はあった「レッスン歴」も入学願書から無くなりました。
宝塚ファンなら、歌劇団も望む「スターの原石」かも・・・親子で興味があるのなら、まずは入学願書を取り寄せてみませんか!
著者:なむちょび