ついに氷上の競演が実現!絢香と安藤美姫のエキジビション
2006年に行われたトリノオリンピックの女子フィギュアスケートシングルは、荒川静香の感動的な優勝で幕を閉じ、安藤美紀は実力を出し切れず15位となりました。それでも、安藤美姫は、次を見据えながら練習に励みました。
トリノオリンピックから1年後にあたる2007年の世界フィギュア選手権のエキジビションで安藤美姫は絢香の曲で滑りたいとの意向を伝えます。運営サイドは、本人に内緒で絢香に曲を生で歌ってもらえるよう依頼したところ、快諾を得ますが、滑っている本人にプレッシャーを与えたくないとの希望から、このことは本人には伝えられませんでした。
この日、安藤美姫は世界フィギュア選手権女子シングルで優勝をはたしました。それは、エキジビションで最後に滑ることを意味します。この、感動的な優勝の直後、本人に絢香から生歌で歌うことが伝えられ、二人の友情の競演が実現します。もともと予定していた「I believe」に加え、アンコールの「三日月」の2曲・2演技が披露されました。
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お互いにパワーを与え合う二人
絢香と安藤美姫の競演の際、アンコールで「三日月」が歌われたのは、当日の安藤美姫のリクエストによるものでした。その後、テレビ番組で共演した後、二人とも「パワーをもらった」と言っています。似た者同士であり、お互いを刺激し合える二人の友情を窺うことができる発言でした。