若手実力派よ前へ!花組『リンカーン』の配役に注目! – トレタメ

若手実力派よ前へ!花組『リンカーン』の配役に注目!

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、そしてKAAT神奈川芸術劇場で上演される花組公演 『For the people —リンカーン 自由を求めた男—』。
リンカーン 宝塚

同時期に花組は『Ernest in Love』も上演しており、こちらには花組のトップコンビ明日海りおさんと花乃まりあさんを筆頭に花組の主要メンバーがキャスティングされました。

そして『For the people —リンカーン 自由を求めた男—』では、リンカーン役は理事、轟悠さんが務めます。
リンカーン 轟悠

実はこれまで星組公演『南太平洋』、専科公演『第二章』と轟悠さん主演作は妃海風さんや夢咲ねねさん、早乙女わかばさんなど若手実力派によるキャスティングで次期スター候補が抜擢されてきました。

それでは気になる『For the people —リンカーン 自由を求めた男—』のキャスティングはどうなったのか早速見ていきましょう!

花組『リンカーン』あらすじと主要キャスト相関図

まずはあらすじから。

リンカーンといえば誰もが知るアメリカにおいて最も偉大な大統領ですが、そんなリンカーンの生涯を描くのが今回の公演。

アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンは、奴隷制度の廃止を訴え国を二分する南北戦争へと向かわせることに。彼のフロンティア・スピリットと誇り高い理想、そして強い信念が、「理想の国家」を実現するまでの波乱に満ちた生涯をドラマティックに描くミュージカル作品となっています。

轟悠さんのティザービジュアルが公開された時には、あまりにはまり役であることに加えそのまさしく”リンカーン”な姿にファンの期待値はさらに上昇。

そして主なキャスティングも発表されると、わかりやすい相関図をつくってしまった方まで。ひと目で誰がどんな役どころなのかわかるため今回はそちらの画像を軸にキャスティングを紹介していきます。

リンカーンと大統領選で対決するスティーブン・ダグラスは瀬戸かずやさん。奴隷制度を扱った論争、そして大統領選とリンカーンのライバルなので、実質の2番手というポジションです。

南北戦争でリンカーンの敵となる名将ロバート・E・リーは専科の英真なおきさん。専科の二人の対決ということで迫力のある場面になることが期待されます。

アフリカ系アメリカ人で奴隷として生まれ育ち、のちに奴隷制廃止論を唱える活動家としてリンカーンと協議するフレデリック・ダグラスには柚香光さん。

そしてリンカーンの部下のエルマー・エルスワースには水美舞斗さん。秘書には舞月なぎささん。

さらにリンカーンの妻、メアリー・トッドを仙名彩世さんということでしっかり脇も固めてきました。

このキャスティングを見ただけでも相当期待値があがってしまいますよね。

注目はあきらとマイティー!瀬戸かずやさんと水美舞斗さんの好演技に期待

柚香光さんの伸びしろが凄まじい!と注目される中、もっとも注目を集めたのは重役に抜擢された瀬戸かずやさんと水美舞斗さん。

瀬戸かずやさんは、リンカーンのライバル。轟悠さんの大迫力も然ることながらそれに負けず劣らずな迫力の芝居をみせた瀬戸かずやさんに、ファンからも驚きとこれからが楽しみだという声があがりました。男らしい男をみごとに演じきった瀬戸かずやさん。これからの宝塚人生において大きな分岐点になったのではないでしょうか。

そして水美舞斗さんはリンカーンに尽くす部下という役どころ。リンカーンとの対決ではないものの、キラキラした笑顔と、先生!とリンカーンを呼ぶ姿に悶え死ぬ寸前・・・南北戦争最初の戦死者ということでこの死に際のシーンも注目してください!

すでに反響が殺到!当日券も!是非会場で観覧しよう!

リンカーン 宝塚

圧倒的な演技力、下級生の成長をみることができる『For the people —リンカーン 自由を求めた男—』は、すでに梅田芸術劇場シアター・ドラマシティでの公演は千秋楽を迎え、残すはKAAT神奈川芸術劇場のみ。

専科の轟悠さんの素晴らしい演技はもちろん、理事にくらいつく花組の下級生たちにも注目することで、新しい発見もあるかもしれません。

KAAT神奈川芸術劇場での上演は2016年3月4日(金)〜3月10日(木)まで。当日券の販売も行う予定とのことなので、お時間のある方はぜひ劇場で堪能してください!