綾凰華さんのこれまでの活躍
最後に、綾凰華さんの新人公演でのこれまでの活躍を振り返ります。
■「こうもり」アイゼンシュタイン侯爵役
新人公演で初の大きな役となったのが、「こうもり」で紅ゆずるさん演じるアイゼンシュタイン侯爵の役。
歌も多く、喜劇としての役割も大きい難役に丁寧に向き合っていました。
冒頭の酔っぱらいのシーンなどは、紅ゆずるさんのフランクな魅力に比べると固い印象があったものの、主要キャストとしての華は十分!今後の成長や伸びしろを期待させる好演でした。
https://twitter.com/jdabc_zk/status/825713241825304576
■「桜華に舞え」衣波隼太郎役
天華えまさんとの”華華コンビ”で泣かせた「桜華に舞え」は、綾凰華さんの芝居力の高さが伝わった新人公演だったと思います。
薩摩弁の難しさもある役でしたが、自然な台詞回しはさすがでした。
また、同期だからこそ”幼馴染”という設定がよりピッタリ。
ラストシーンの熱演は、新人公演とは思えないほどの熱量だったのではと思います。最後、命尽きた半次郎を胸に抱えての隼太郎の演技は、深い悲しみが全身から漂っていましたよね。
この新人公演での熱演から、”華華コンビ”のお芝居がもっと見たい!と感じた方も多いのではないでしょうか。
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