国民的な人気を誇るアイドルを次々と輩出する「ジャニーズ事務所」。
その生みの親であるジャニー喜多川とは一体どんな人物なのでしょうか。彼のプロフィールや性格、そして数々のエピソードを紹介する事によって、その核心に迫っていきたいと思います。
ジャニー喜多川のルーツ。アメリカナイズされた感性の持ち主!
1931年にアメリカ・ロサンゼルスで生まれたジャニー喜多川。幼少時代は主にアメリカで過ごしました。
1950年に美空ひばりのステージマネジメントを担当した事をきっかけに芸能界と関わりを持つようになります。
日本に帰国後の1960年代に、自ら少年たちを集め結成、コーチもしていた野球チームの「ジャニーズ」から有望な選手を選抜してエンターテイメント事業を興し、1975年「ジャニーズ事務所」として本格的な会社活動を開始します。
初期はたのきんトリオやシブがき隊、少年隊や光GENJIなどいわゆる「正統派アイドル」を前面にプロデュースしていましたが、SMAPの誕生以降はバラエティもこなせる万能アイドルの育成にも全力を注いでいきました。
アメリカナイズされた柔軟な考え方が、アイドルプロデュースにも発揮されたと言えるでしょう。
[adsense num=1]
ジャニー喜多川の有名エピソードを紹介!彼のカリスマ性の秘密とは
ジャニー喜多川は、そのアメリカナイズされた人間性から、数々のエピソードを持ちます。
最も有名なものとしては、所属タレントは名前ではなく必ず「YOU!」と軽いノリで呼びかけるものです。
これには彼なりのポリシーがあり、どんなに若い子でも名前を呼び間違えられるとショックを受けるもの。だから誰に対しても「YOU!」と呼びかけているのです。
彼の優しさと他人に対する尊重がよく表れているエピソードといえます。
また、その軽いノリから例えば「YOU!今日家にきちゃいなよ!」と誘いをかけることがありますが、この「YOU!~しちゃいなよ」という言い回しがあまりにも独特なため、多くの所属タレントがモノマネをする現象も起きています。