フランスの歴史を変えた、マクシミリアン・ロベスピエール
マクシミリアン・ロベスピエールはフランスのアルトワ州の生まれ。
代々法律家を輩出してきたいわゆる“地元の名士”のような家柄の出身だったそうです。
早くに母を亡くし、苦学してパリ大学で弁護士資格を取得。そしてアルトワ州第三身分代表として1789年政治の世界に身を投じます。
ジャコバン派に属し、敵対するジロンド派を追放、1793年に権力を掌握し、恐怖政治の筆頭として反対派をギロチンへとどんどん送り込みます。
共和制樹立を目標とするものの、横暴も目立つようになり、1794年には反ロベスピエール派により逮捕され、自らがたくさんの貴族を送り込んだギロチンで処刑されました。
あのベルばらにも登場! オスカルの意識を変えたロベスピエール。
「ベルサイユのばら」の原作漫画に登場するロベスピエールは、田舎に視察に来た若き日のオスカルに対し、ルイ16世とマリー・アントワネットを批判する言葉を投げかけ、オスカルの意識を革命へと向けるきっかけとなります。出典:©宝塚歌劇団 宙組公演『ベルサイユのばら〜オスカル編〜』より
宝塚のベルばらには長年、ロベスピエールは登場しませんでしたが、2014年宙組の「ベルサイユのばら〜オスカル編〜」には登場。
澄輝さやとさんが演じていました。ベルばらレギュラーメンバーであるベルナールの友人として登場していました。
[next_heading title=「1789」と「瑠璃色の刻」では若き革命家ロベスピエールとして描かれる]