2015年12月から上演されている「GOLDEN JAZZ」。お芝居「舞音MANON」と並演のショーとなります。
ショーとのコラボ製品としてファンが一緒にショーを楽しむためのミニタンバリンを購入するという新しい試みもあり、また違う楽しみとなっています。
タイトル通りジャズをベースにダンサブルなコンセプトで、観客参加型のこのショーのみどころを3つピックアップして紹介していきます。
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遅刻厳禁!幕開きのドラム演出
通常、ショーが始まる時にはいったん会場が暗くします。しかし「GOLDEN JAZZ」は幕開きから3人のドラムをたたく男役がいきなり演奏をはじめます。
舞台では下級生がダンスをはじめており、突然に客席から音があふれる世界にひきこまれる演出となっています。
このにぎやかな幕開きはお芝居「舞音」での感動から、気持ちを切り替える役割もありますから遅刻には注意しましょう!
世界中のカーニバルが凝縮した興奮
「GOLDEN JAZZ」の中でも特に印象的なのが数々のカーニバル。
ジャズの発祥地ニューオーリンズのカーニバルをイメージした、大勢でのダンス。
珠城りょうさんのチェリストが印象的なレイニー・オーケストラと進み豪華なクラブを思わせる名曲「sing sing sing」がリズミカルに流れます。
そして「GOLDEN JAZZ」の真骨頂となる原始アフリカを思わせる群舞は必見。
オーディションで選抜されたという月組メンバーが、素足で踊る様は圧巻です。
龍真咲が歌い、愛希れいかが舞う現代的なデュエットダンス
ショーの中でトップコンビ愛を彩るにもっともふさわしいのが、やはりデュエットダンス。
通常デュエダンといえば、ふたりで寄り添いあって踊るものですが、この「GOLDEN JAZZ」では
龍さんが歌い、愛希さんがその歌に合わせて華麗に舞います。
他ではなかなかみられないふたりの得意分野を生かしたデュエットダンスに注目です。
お芝居が悲劇であることに対してその感情を発散させるかのように、ダンサブルで観る者誰もが幸せになるショー「GOLDEN JAZZ」。
今の月組のエッセンスをすべて詰め込んだショーは、何度でも観たくなる名作をお見逃しなく!
著者:seikacat