タカラジェンヌの中でもトップスターとなれば、歌よし、ダンスよし、演技力よしの人ばかりです。その中でも特に歌を得意として、突出した歌唱力を持つトップスターが多くいます。
元雪組トップスター・壮一帆さんも、そんな「歌うまタカラジェンヌ」の一人です。もちろん宝塚歌劇団を退団した後も、コンサートを行うなど歌をいかした活躍を見せてくれています。
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未来のトップスターらしい片鱗を早くも見せる、壮一帆さんの輝かしいプロフィール
幼少期から何か芸事を習っている人が多くいるタカラジェンヌの中で、壮一帆さんもピアノとマリンバを習っていたそうです。しかし芸事ばかりではないのが未来のトップスター!なんと中学校では剣道部に所属していたとか。
高校卒業後の1994年に宝塚音楽学校に入学、1996年に82期生として宝塚歌劇団に入団します。入団時の成績は12位と上位で、この頃から注目される存在であったことがわかります。
「CAN-CAN」で初舞台を踏んだ後、花組に配属され、2000年の新人公演「源氏物語 あさきゆめみし」では頭中将を演じて注目され、ドイツ・ベルリン公演の5組選抜メンバーに選ばれます。
新人公演で伝説を残したり注目された人はトップスターになることが多いのですが、壮一帆さんも2001年に雪組に組替えして新人公演「愛燃える」で主役となり、2002年の「ホップ・スコッチ」でも主演、2004年の「送られなかった手紙」では単独主演を務め、ますます注目が集まる存在になっていきます。さすがは未来のトップスターという活躍は、この時から始まっていたんですね。
2006年「ベルサイユのばら-オスカル編-」でアンドレを演じた後、2009年に花組2番手スターとなります。そして2012年雪組に組替えとなりトップスターに就任。2014年に退団するまで数々の舞台で多くのファンを魅了してきました。
晩成型?いえ大器晩成型のトップスターです
壮一帆さんは花組と雪組の間で多くの舞台に出演してきましたが、実はトップスターになるまで16年9か月かかっており、そのため晩期型のトップスターといわれています。
「べルサイユのばら-フェルゼン編-」がトップスター就任のお披露目公演となり、川西市民文化賞を受賞しています。晩成型というより、大器晩成型という表現のほうがピッタリですね。
これからの壮一帆さんもやはり、歌とともに歩む
壮一帆さんといえば、トップスターとしての凛々しさはもとより、やはり定評があるのは歌唱力ですね。2007年花組所属時代にディナーショー「So! -Fantastic Radio Station-」を開催したのを始めに、2011年には再びディナーショー「Bright」を開催。2012年にもディナーショー「So in Love」を開催しています。
そして宝塚歌劇団退団後、ミュージカルなどで活躍するだけでなく、コンサート「Feel So Good」も行っています。女優として、歌手として、これからも歌とともに歩む人生って素敵ですね!