誕生日会には『銀魂』福田組も!ムロツヨシの華やかすぎるインスタグラムから交友関係をのぞいてみる

2017/07/24
誕生日会には『銀魂』福田組も!ムロツヨシの華やかすぎるインスタグラムから交友関係をのぞいてみる

ムロツヨシさんと仲が良いのは俳優さんだけではありません。

そもそもムロツヨシさんが俳優を目指すきっかけとなったのは、大学入学後すぐに観に行った深津絵里さんの出演していた舞台でした。

その舞台に感銘を受けわずか3週間で大学を中退し、俳優養成所へ。しかしなかなか芽は出ず、1年で養成所を辞めてしまいます。

しかし諦めたわけではなく、なんと自ら劇場を借りて、演出や脚本も準備し1人舞台を行ったのです。

友人や知人がほとんどでしたが舞台は満員。内容はイマイチでもバイトをしながら健気に役者としての道を進んでいきました。

客演として自身を売り込み、自らの力で這い上がったムロツヨシさんを目に掛けた2人の監督とのエピソードをご紹介していきましょう。

ムロツヨシさんの交友関係 本広克行監督

本広克行 ムロツヨシ出典:©Nippon Cultural Broadcasting Inc. 文化放送 今週のムロツヨシ – スパカン!より
ドラマ『踊る大捜査線』シリーズやアニメ『PSYCHO-PASS』シリーズを手掛けた本広克行監督はハートフルで広い世代に向けた作品を手掛けてきた言わずと知れた大物監督。

数多くの劇団の客演を務めながらコツコツと下積みをしていたムロツヨシさんは、とある舞台の打ち上げに本広克行監督が来ていることを知り、どうにか隣の席に座ることに成功!

この時、このチャンスを逃してはいけないと必死に話しかけ、

「ムロツヨシです、使ってください!」
「ムロツヨシはこう思います!」
「ムロツヨシはこう考えてます!」
「ムロツヨシもそう思います!」

とひたすらに自分の名前を連呼しながら名刺を渡し、アピールをしていたそうです。

それに対し、本広監督は「うぜーよ!お前みたいなの苦手なんだ!」と返しても、「分かります!ムロツヨシも嫌いです!!」と引こうとはしなかったようですね。

しかし、そんな無茶苦茶すぎる売り込みは、結果として2005年に公開された本広監督の映画『サマータイムマシン・ブルース』への出演につながりました。

本広監督はなりふり構わず「売れたい」と主張するムロツヨシさんの野心を気に入ったそうです。


出典:©本広克行 Twitter(@kmotohiro)より
19歳で役者を目指し、およそ8年。この作品はムロツヨシさんにとっての初の映像作品の仕事であり、初めての監督からの指名をもらった作品となりました。

そしてその後は『踊る大捜査線』シリーズにも連続出演を果たし、うどん好きな本広監督がありったけの情熱を注いだ映画『UDON』へもカメオ出演しています。

本広監督は、ムロツヨシさんの魅力を『時々みせる負け犬のような悲しいまなざしで、相手に自分よりも格下と安心させ、いつの間にかムロツヨシを必要とさせるように売り込む営業力』と語っています。

👉 『銀魂』『ヨシヒコ』福田雄一監督とのエピソード

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