デビュー以来エレクトロミュージックのシーンを牽引し続けている世界的アーティスト・Underworld。

世界中から支持を集める彼らが今年は6年ぶりの新作をリリース。さらに夏に行われるSUMMER SONIC2016にも出演が決定しました!
精力的に活動を行うUnderworldの2016年の活動の様子をまとめてチェックしていきましょう!
Underworldとはどんなアーティスト?
まずはUnderworldがどんなアーティストなのかおさらいしておきましょう。
Underworldはカール・ハイドとリック・スミスからなるエレクトロニック・ミュージック・グループ。

1988年に1stアルバムをリリースし、89年に一度解散。92年に活動を再開し、94年リリースの「Rez」がヒットし、ダンス・ミュージック・シーンを席巻する存在になりました。
95年、シングル「Born Slippy」のカップリング曲として収録されていた楽曲「Born Slippy Nuxx」が映画『トレインスポッティング』のラストシーンに使われたことで大きな注目を集め、メジャーな音楽シーンでも世界的に有名な存在へと躍進。
2012年にはロンドンオリンピック開会式音楽監督に抜擢され、現在に至るまでエレクトロミュージックのシーンのおいて、第一線で活躍し続けているアーティストです。
Underworldの2016年の活動
そんなUnderworldの2016年の活動をチェックしていきましょう!
まず3月16日に、6年ぶりとなる待望のニューアルバム『バーバラ・バーバラ・ウィ・フェイス・ア・シャイニング・フューチャー』をリリース。

日本盤ではアンダーワールド作品常連の「TOMATO」がデザインを手掛けるTシャツ付きセットも数量限定で販売されました。
この作品は日本のiTunesでエレクトロニックチャート1位、メインチャートでも最高2位を獲得。さらに全英チャートでもトップ10入りを果たすなど、全世界で大ヒットを記録。
そしてこのアルバム発売に先駆けて、なんと緊急来日。
3月11日にはテレビ朝日の音楽番組「ミュージックステーション」に初出演。新曲“If Rah”と代表曲である“Born Slippy (Nuxx)”を披露し、大きな話題を集めました。
その翌日の3月12日には、東京・渋谷パルコミュージアムにて開催されたデザイン集団「TOMATO」の結成25周年記念エキシビジョン<THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION”O”>のハイライトとして、渋谷某所にてライブを開催。抽選で当選した200名のみが参加できる一夜限りのプレミアライブとなりました。

Underworldのこれからの活動
今後のUnderworldの活動ですが、今年の夏に行われる大規模野外フェス「SUMMER SONIC 2016」への出演が既に決定しています。
2011年のSONICMANIA以来、実に5年ぶりとなる来日ステージ。
世界中で愛されるダンス・ミュージックを作る彼らがニューアルバムをひっさげ、サマソニのステージで一体どんなパフォーマンスを披露してくれるのか、期待大ですね!
著者:下地啓介