これまでとは何がどう違うの?サッカー日本代表の新ユニフォーム
2015年11月12日に、2016年モデルとなる、サッカー日本代表の新ユニフォームが発表されました。およそ2年ぶりに新調されたこのユニフォームは、旧ユニフォームと比べて、何がどのように違うのでしょうか。
デザインに込められたコンセプトや、軽量化された生地といった、機能面についてもまとめてみました。
テーマは“調和”!史上最も濃い青を基調としたホームユニフォーム
サムライブルーと呼ばれるサッカー日本代表は、これまで青を基調としたユニフォームを主に着用してきました。そんな青いユニフォームの中でも最も濃い青が、新ユニフォームのベースに採用されています。
ホームユニフォームは、青の“調和”がテーマです。ボディーの前面には、11人の選手それぞれの個性を表現した、11本の異なる青で構成されたボーダーが並べられています。ボーダーの中央には、一際目立つ12本目の赤いラインがあります。これは、12人目の選手、すなわちサポーターを表しているんですよ。選手と一緒にサポーターも戦っていると感じられて嬉しいですね。
歴代のユニフォームでは肩に描かれてきた3本のストライプが、新ユニフォームではサイドにあしらわれているのも特徴です。襟ぐりは、襟付きユニフォームをモチーフにデザインされ、襟裏には、“伝統”を意味する三本足の鳥の羽がプリントされています。
新ホームユニフォームは、2015年11月12日に行われた、アジア二次予選シンガポール戦で初めてお披露目されました。試合は金崎選手・本田選手・吉田選手の3ゴールで快勝し、新しいユニフォームで幸先の良いスタートを切ることができました。
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テーマは“個性”!伝統の白にダイヤの輝きが描かれたアウェーユニフォーム
歴代のアウェーユニフォームは白が基調にされてきましたが、前回のユニフォームでは、史上初めてネオンカラーの黄色がベースにされて話題となりました。今回のユニフォームでは、再び伝統の白がベースとなっています。
アウェーユニフォームのテーマは、青の“個性”です。遠目から見ると白一色に見えるこのユニフォームですが、近くで見ると、ボディーの前面に青の総柄グラフィックが配置されているのがわかります。きらめくダイヤモンドのような個性的なこのデザインは、選手の輝く個性を表現しています。
ホームユニフォームと同様、サイドに3本のストライプがあしらわれているのが、新たなポイントです。襟裏にプリントされている、飛翔する三本足の鳥は、“未来”を表しています。2018年のロシアワールドカップに導いてくれる先導者という意味が込められているんですよ。
新アウェーユニフォームも、2015年11月17日に行われた、アジア二次予選カンボジア戦ですでに披露されています。PKを止められるなど苦戦しながらも何とか辛勝したこの試合のように、これからもこのユニフォームで、苦しいアウェー戦を勝ち抜いていって欲しいですね。
[next_heading title=機能面も充実!フィジカルプレーにもスピードサッカーにも対応]