「おぎやはぎですけど何か?」ではじまる脱力系の漫才が特徴のおぎやはぎ。
高校時代の友人がコンビを組み、今でも一線級の活躍をしていますが、時に暴走する相方の小木博明をなだめる矢作兼はその優れたトークスキルで事務所の危機を救い、優れたコミュ力で芸人仲間に非常に愛される存在となっています。
その秘密を紐解いていきましょう。
矢作兼が優れたトークスキルで事務所を救う!?
デビュー当時、所属事務所はテレビに出てる芸人も皆無で、半ば潰れかけている状況でした。
当然事務所内も緊迫したムードが流れていたのですが、その雰囲気を一変させたのが矢作兼。芸人間を取りもって和やかな雰囲気を保ち一つにまとめ上げたのです。
さらに他事務所とも交流を積極的にとり、合同ライブへの参加などを通じて所属事務所とテレビとをつなげる一助となったのです。
また、ギャラも事務所の方が取り分が多かったのですが、サラリーマン時代に培ったトークスキルで交渉を重ね、ついには5分5分に分けるというところまで成功したのです。
今でこそアットホームなイメージが強く、新人芸人が入りやすい環境が整っているように見える同事務所ですが、矢作兼が前職のサラリーマン時代に苦労した経験を活かして影で必死に改善を行った結果ともいえるでしょう。その様は、後輩芸人をして「事務所の改革者だ」と言わしめるものでした。
芸人仲間に愛される矢作兼のコミュ力
矢作兼はまた、その物腰の柔らかさ、コミュ力の鋭さから先輩後輩に関わらず数多くの芸人に愛されています。
後輩に対しては決して威厳を振りかざすことなく、飲み会などでもスマートに全額を支払うという気前の良さをみせつけ、また、多くの先輩にも可愛がられており、「自分が芸能界で持つ力の全てを使ってでも矢作兼だけは守り抜いて見せる!」とさえ言わしめています。
当然、身近な存在である相方の小木博明に対しても、時に暴走する彼をやんわりとなだめたりするなど、お互いを褒め合うほどのコンビ愛!?を見せつけています。
[next_heading title=一般人相手でも変わらない矢作兼のコミュ力]