ギリシャ彫刻のようだと言われ続けた轟悠さんが遂にギリシャ悲劇に降臨！専科公演「オイディプス王」の最新レポ

2015年8月13日から23日まで、宝塚バウホールにて開催中の専科公演「オイディプス王」。

オイディプス王

元雪組トップスターで、専科に異動してからも数々の舞台を張ってきた轟悠さん。今や宝塚歌劇団の理事にまで上り詰めた「お偉いさん」ですが、その轟悠さんが主演を務める正統派・男役として大変な注目を集めているのが「オイディプス王」です。

当然のようにチケットはすでに完売となっているので新たにチケットを購入するのは難しい状況ですが、見事チケットをゲットできたヅカファンの皆さん、残念ながらチケットが取れなかった皆さんに「オイディプス王」の最新レポートをお届けしたいと思います！

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「父を殺し、母をめとる」という恐ろしい予言が現実にならないように家を出て放浪の旅に出た王子・オイディプス。異国であるテーバイ国で国王となり、イオカステ（凪七瑠海さん）という妃にも恵まれて幸せな生活を送ります。

しかしある日、国が疫病に襲われた際に与えられた神託で「前の王であるライオスを殺した犯人を罰せよ」と命じられ、その犯人というのが実は…というギリシャ三大悲劇を舞台化した演目です。

ここでオイディプス王を演じるのが、我らが永遠のトップスター轟悠さん！数千年の時空を超えて受け継がれた名作の世界観を完璧なまでに再現しています。

この「オイディプス王」は専科公演なので、専科から5人のジェンヌが名前を連ね、さらに月組と宙組からそれぞれ精鋭が集結しているキャスティングが注目されています。

専科からコロスの長役の夏美ようさん、月組からテイレシアス役の飛鳥裕さん、この2人は研40という超ベテランです。その2人がそろい踏みで時代絵巻を演じる姿は圧巻！轟悠さんに負けない存在感です。主演の轟悠さんにとってもバウホール主演公演は2年ぶりとなります。

かねてからギリシャ彫刻のような美貌を持つジェンヌとして知られているので、その轟悠さんが遂に本物のギリシャ彫刻になる姿は、見る者を魅了すること間違いなしですよ！