とうとう独り立ち!? 暁千星の輝きを支えてきたのは…。

伸びやかなダンスが、暁千星最大の魅力

暁さんの一番の魅力はダンスです。

宝塚入団前は、バレリーナを目指していたというのですから当然です。まだ研究科1年の頃から、そのダイナミックなダンスは目立っていました。

まるでゴムまりのように弾みながら、180度を越すのではないかというほど足を上げる清々しい姿は、何処となく若き日の柚希礼音さんを彷彿とさせます。

「カルーセル輪舞曲」での車輪を持って踊る、ラインダンスのシーンなど、可愛らしい彼女の個性と伸びやかなダンスが生かされて、とても楽しいものとなっていました。

ダンススターとしての魅力は充分発揮している暁さん。

歌声も芝居力も最近は安定してきましたが、伸びしろはまだまだ感じますし、今後の舞台姿に期待できます。

切磋琢磨し、心から信頼しあった先輩・朝美絢との日々

暁千星 暁千星
出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ タカラヅカ・スカイ・ステージ タカラヅカ・プレシャス・スター#16「朝美絢・暁千星」より
スターへの道まっしぐらの暁千星さんですが、月組配属当時から切磋琢磨してきた上級生がいます。それが朝美絢さん。

暁さんより3期上級生の美形男役です。

朝美さんは、下級生時代は新人公演でそれほど大きな役はつきませんでしたが、少しずつ地位をあげ、認知度を高めていました。

暁さんの方が新人公演主演が早く、抜かされた感がありましたがその後は2014年「PUCK」で新人公演初主演。暁さんと同等に並ぶような感じになりました。

朝美さんとの縁は続き、2015年の宝塚バウホール公演「A-EN」では、バウワークショップとして、期間違いで主演を競い合っています。
A-EN 月組
出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ キャトルレーヴ 月組バウホール公演「A-EN」より
学園もののお芝居とショーという演目だったのですが、暁さんは「ARI VERSION」でちょっぴりお間抜けなオタク男子学生を演じて客席を湧かせました。

対する朝美さんは「ARTHUR VERSION」で、ツンデレ男子学生として主演。

対象的なキャラクターで主演を務めた2人。どちらも面白く公演を盛り上げ、月組の明るい未来を感じさせてくれました。

同年の宝塚大劇場公演「舞音」の新人公演では、朝美さんが龍真咲さんの役で主演、暁さんが珠城りょうさんの役で二番手を務めています。

2017年の「グランドホテル」では、ラファエラ・オッタニオという女性役と、エリックというホテルマンの役を、朝美さんと暁さんが役替わりで演じ、話題を呼びました。

ショーの「カルーセル輪舞曲」でも2人で楽しそうにプロローグの銀橋を渡る姿が印象的でした。

しかし、朝美さんが2017年の6月で雪組へ組み替えとなったのです。

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