渋い演技が光る月組男役の綾月せりさん、アドリブも魅力です
月組男役トップスターの龍真咲さんと同期同組の男役・綾月せりさん。
研15となった今は、ベテランとも言える役が増えました。
今回は渋い演技が魅力の綾月せりさんをプロフィール紹介致します。
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ベテランとなった男役・綾月せりさんのプロフィール
1999年に宝塚音楽学校入学、2001年に87期生として宝塚歌劇団に入団しました。
愛称は「まゆみ」「ふぁーびー」「せり」
出身は千葉県市川市で、女子の中高一貫教育で有名な大妻中学高等学校出身です。
大妻学園の校訓「恥を知れ」は「人に見られたり、聞かれて恥ずかしいようなことをしない様、自分を律する言葉」とあり、「清く、正しく、美しく」と言う宝塚の教えと近いところがあります。
宝塚音楽学校に入学当初は女子だけという環境に違和感を感じる生徒さんもいる中、綾月せりさんはスムーズに慣れていったようですね。
初舞台は宙組公演「ベルサイユのばら 2001 ~フェルゼンとマリー・アントワネット編~」
当時人気の和央ようかさん&花總 まりさんコンビの舞台で、華やかなスタートとなりました。
その後月組に配属され数々の舞台を踏みます。
仲の良い人は?
面倒見の良いことで知られている綾月さんですが、現在月組トップの龍真咲さんも月組生え抜き(最初から月組配属)の為仲が良く、プライベートでも付き合いが深いようです。
龍さんトップ就任発表後に龍さんの運転で一緒に旅行に出かけたというエピソードも聞かれます。
一貫して月組っ子、渋い演技が光ります
月組は「芝居の月組」と言われる程、情感のあふれた演技に注目が集まります。
トップや娘役は勿論、脇役も重要なのがポイントと言えるでしょう。
綾月せりさんも、学年が上がるにつれ重要な渋い役を任されるようになりました。
「舞音」では李宗與(リー・ゾンユー)という大富豪のパトロン、「PUCK」では貴族館の執事・バリーという重厚な役が続きます。
宝塚では同じ演目を続けて観るファンの方が多いのですが、同じ演目を何度も観る理由はズバリ「アドリブ」です。
舞台の中央でも端でも結構アドリブが多くて楽しい・・・こんな意見が聞かれます。
アドリブが得意な綾月せりさん、沢山のお客様に喜ばれているのです。
綾月せりさんの今後
研15となり、益々渋い演技で作品を引き締める綾月せりさんですが、実はファンにとって心配な事ができました。
月組のトップスター龍真咲さんが退団を発表したのです。
宝塚はトップスターが辞める時に同時退団の組子が多いという慣習があります。
仲の良い龍さんと一緒に退団してしまうのではないか・・・綾月せりさんファンの方は落ち着かない日々となりそうです。