スターの風格も! 「CAPTAIN NEMO」で魅せた永久輝せあの活躍!

「CAPTAIN NEMO」で光った、永久輝せあの演技力のゆえんは?

永久輝せあさんの芝居心は、雪組で育まれたもの。そう、永久輝さんは生粋の雪組育ち。

2011年に初舞台を踏んだ永久輝さんは組回りを経て、2012年に雪組配属。音月桂さん、壮一帆さん、早霧せいなさんという3人のトップスターのもとですくすくと育ってきました。

下級生の頃から新人公演等で着実に役がつき、早霧さんトップ就任公演となった「ルパン三世-王妃の首飾りを追え!-」の新人公演で初主役。研究科5年の頃でした。
永久輝せあ出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ タカラヅカ・スカイ・ステージ「宝塚友の会 会員様限定特別イベント 新人公演ステージトーク#136『幕末太陽傳』「永久輝せあ・野々花ひまり」」より

それ以降はずっと新公主演の常連。同時に、雪組内でスター格としてのし上がっています。

芝居心のあるトップスターのもとで育ってきたこと、スターとして早くから期待されてきていることが、今の永久輝せあさんの煌めきに繋がっていると思われます。

「CAPTAIN NEMO」、賛否両論はあったものの…。

さて、今回の「CAPTAIN NEMO」ですが、ストーリーや芝居の運び方、主人公の存在などがちょっと不思議だったので、様々な意見が聞かれました。

ネモ船長がカリスマ的存在で、島民から異常なほどに崇拝されているストーリーだったそうで、船長と言うより教祖だと思った方もいたよう。

とはいえ、雪組下級生たちの奮闘ぶりは素晴らしかったです。

そしてフィナーレのイケメンぞろいは眼福!!

雪組のメンバーの頑張りや熱さはお客様にしっかりと届いていたのですね。

「CAPTAIN NEMO」を盛り上げた大きな力、永久輝せあ

永久輝せあ出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ タカラヅカ・スカイ・ステージ「翔け!すみれんず again!~私のふるさとガイド~#7「東京 part2」」より

脚本や演出がつまづいている作品でも、役者たちの力量で素晴らしい舞台となることは多いです。

「CAPTAIN NEMO」では、永久輝せあさんは積み重ねてきた力をしっかりと発揮し、舞台を盛り上げました。

その活躍は、雪組を支えるスターの一人であることを証明して余りあるものです。次の大劇場公演はどんな芝居を見せてくれるのか、楽しみです。

著者:すみれ文案

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