凪七瑠海さんはその美しくも凛々しいルックス、そして高い歌唱力を活かしたステージングで高い人気を集めている宝塚歌劇団月組の男役スターです。
ここではそんな彼女のこれまでの経歴やプロフィール、そして今後予定などをチェックしつつ、その魅力を追及します。
◆凪七瑠海さんのプロフィール・経歴
東京芸術大学などでも教鞭をとった経験を持つ声楽家の高丈二さんを父に持つ彼女は、東京都で生まれました。
小学校4年生のころから、バレエを習っていた、という経験は現在の彼女のきらびやかなステージングの基礎となっています。
彼女と宝塚の出会いは中学3年生の時でした。「ノバ・ボサ・ノバ」の舞台を観たことがきっかけで、宝塚歌劇団への憧れを抱くようになります。
そして、2001年には宝塚音楽学校に入学、そして2003年には第89期生主席として宝塚歌劇団に入団しました。
彼女の同期には望海風斗さんや美弥るりかさん、明日海りおさん、蓮城まことさん、壱城あずささん、七海ひろきさん、夢咲ねねさん、大月さゆさんなどがいます。
初舞台は月組公演の「花の宝塚風土記/シニョール・ドン・ファン」でした。
その後、宙組に配属され、2013年1月には月組へと異動しました。
初舞台の年から、阪急電鉄初詣のポスターモデルを務めたこともあり、入団当時から高い期待を受け続けてきました。また2005年には同期の愛花ちさきと一緒にTAKARAZUKA SKY STAGEのスカイ・フェアリーズとしても活躍しています。
2009年に上演された月組公演の「エリザベート」では、なんとヒロインのエリザベートに抜擢されています。あまり経験のない男役がヒロインに抜擢されるのは異例のことで、宝塚ファンの間で大きな話題を呼びました。
また、2010年には宝塚の広告キャンペーンのキャラクターなどにも抜擢されるなど、さらに活躍の幅を広げ、宝塚ファンのみでなく、広く知られるスターへと成長して行きます。
その美しい顔立ちから、少年役を演じることが多かった彼女ですが、最近では女役を演じることも多くなり、さまざまな形でキャリアを重ね続けています。
また、舞台外の活動としては、2015年5月にはじめてのパーソナルブックを発売しています。
◆凪七瑠海さんの魅力とは?
ステージに立った瞬間、客席の注目を集めてしまうようなスター性こそが彼女の最大の武器でしょう。
入団当初から、ファンや関係者の間での評価が非常に高く、早い段階から重役に抜擢され続けてきました。
その経験から、演技の幅が非常に広く、スタンダードな男役から、ヒロインまでさまざまな役をとても高いレベルでこなしています。
役になり切る、という点においては、現在の宝塚歌劇団でもトップレベルの実力を持っていると言えるでしょう。
◆凪七瑠海さんの今後の予定は?
今や宝塚を代表するスターの一人ですので、2016年も多くの舞台が予定されています。まず、最初にチェックしたいのが月組公演のミュージカル「舞音-MANON-」と、グランドカーニバル「GOLDEN JAZZ」です。
この公演は昨年から続いているもので、2016年は1月3日から2月14日で会場は東京宝塚劇場となっています。
そして月組公演ミュージカル・プレイ「激情-ホセとカルメン-」、ファナティック・ショー「アパショナード!!3」にも出演が決まっています。
こちらは2016年3月19日から4月17日までの全国ツアー公演となっています。
また、2016年6月から9月まで上演予定となっている「NOBUNAGA<信長>-下天の夢-」にも明智光秀役での出演が予定されています。
舞台によってさまざまな顔を見せてくれるスターである凪七瑠海さん。これまでの華やかな活躍、そして今後の予定をご紹介してみましたがいかがだったでしょうか?知れば知るほど、もっと気になってしまう…それも彼女の魅力の一つなのかもしれません。