彼の人との再会。
そして、感動のラストへ…。
亡命貴族ミハイロフ侯爵。それは、忍でした。
シベリアの戦闘で記憶を失った忍を助けた女性・ラリサが、自分の夫と思い込み(実はドイツ人である忍の母親が生んだ忍の異父兄弟)、忍にミハイロフとしての記憶を吹き込み、自分の元に置いていたのでした。
日本に滞在するうちに、忍としての記憶が蘇ってくるミハイロフ。
しかし重病のラリサを見捨てることはできず、紅緒への想いに悩みます。
そんな折、政治犯として紅緒は逮捕されてしまいます。
忍は警察に乗り込み、紅緒を救出。青江も紅緒もミハイロフが忍であることを確信するのでした。
しかし紅緒はラリサのことを想って身を引き、思い続けてくれた青江と結婚することを決意します。
そして迎えた紅緒と青江の結婚式。
その真っ只中に、大きな揺れが襲います。関東大震災です。
瓦礫の中でボロボロになりながら逃げ惑う紅緒。口にしていたのは心に秘めた想い人の名でした。
「共に死のうと言ったのはあなただったのに…」。
そんな彼女の目の前に現れたのは…。