・キャラクターの演じ分けがすごい!鬼頭明里さんの出演作品をエピソードとともに振り返る
■ 『Re:ステージ!』月坂紗由
出典:©Re:ステージ!公式 Twitter(@rst_project)より月刊コンプティークとポニーキャニオンによるメディアミックス作品『Re:ステージ!』では、メインユニット・KiRaReのメンバーの月坂紗由役を演じていて、実際に同名ユニットでのアーティスト活動も行っています。
幼いころからアイドルになることを誰よりも強く願い努力してきた天才少女で、自分にも他人にも厳しい真面目な優等生タイプの女の子です。
出典:©Re:ステージ!公式 Twitter(@rst_project)より実際のユニット活動も行っているのですが、個性溢れるメンバーの歌声を鬼頭さんの歌声が上手くバランスをとってまとめていて、安定感のあるパフォーマンスの要となっているようです。
ダンスは先述のとおり苦手意識があるようですが、もともとのプロポーションが抜群なので、長い手脚はとても映えますね!
■ 『タブー・タトゥー』アリヤバータ
出典:©2016 真じろう・KADOKAWA刊/タブー・タトゥー製作委員会 TVアニメ『タブー・タトゥー』第5話 奪還より米国との軍事的な緊張状態が続くセリニスタンという国の王女で、容姿端麗で気品のある見た目とは裏腹に、非道な人体実験を続ける王国を恨み、人類そのものを滅ぼして世界を書き換えようと企んでいます。
2つの国の軍事バランスを崩してしまうと言う「呪紋」と言う技術を手にしてしまった主人公・セーギは、呪紋をめぐる国家規模の争いに巻き込まれますが、復讐心から暴走するアリヤを救いたいと最終的には敵ボス的な立ち位置で描かれていきました。
米国からは「姫」と呼ばれ、趣味はゲーム、さらには自分を慕う侍女たちにも手を付けるという百合的な一面も持っている女の子で、強欲なのにどこか憎めないキャラクターでした。
■ 『アリスと蔵六』雛霧よなが
月刊COMICリュウで連載されている原作漫画をアニメ化した『アリスと蔵六』では、主人公の紗名とおなじくアリスの夢と呼ばれる能力を持った双子の妹・よながを演じました。
あさひとよながは紗名にとってはじめてできた友達で、紗名に様々なことを教えたりとお姉ちゃんのような立場でもありました。気が強い姉のあさひに比べてよながは引っ込み思案で心配性な性格です。
出典:©TVアニメ『アリスと蔵六』Twitter(@alicetozouroku)よりあさひを演じた藤原夏海さんとともに監督からの指名でキャスティングされていて、藤原夏海さんとは当時シェアハウスをして暮らしていたことも、トークイベントで明かされました。(昨年末頃に引っ越して、現在は一人暮らしをしています。)
■ 『ようこそ実力至上主義の教室へ』堀北鈴音
出典:©衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ製作委員会 TVアニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ』 第3話「人間は取引をする唯一の動物である。骨を交換する犬はいない」より人気ライトノベル原作をアニメ化した『ようこそ実力至上主義の教室へ』ではメインヒロインの堀北鈴音を演じました。
鈴音は容姿端麗、才色兼備な女の子ですが、他人のことにまったく興味がなく、自分が勝つためならクラスメイトを蹴落としてもいいと考えている絶望的なまでの協調性の無さから落ちこぼれのCクラスに配属されました。
常に冷静で高圧的、他人に対しても冷たく当たるキャラクターのため、オーディションや実際のアフレコが始まってからも「もっと淡々と」「もっと強く言って」とディレクションされていたそうです。
実際の鬼頭さんは人好きな性格で、鈴音とは正反対なので、クールなだけではなく他人に興味がないという鈴音の役作りにはかなり苦労したことを明かしていました。
出典:©『ようこそ実力至上主義の教室へ』Twitter(@youkosozitsu)より収録現場は同世代のキャストが多かったこともあり、とてもいい雰囲気だったそうで、他のキャストからもこの作品の収録現場のお話をきく機会が多かったように思います。
主演の千葉翔也さんいわく、「鬼頭さんはいつも空気の中心にいる感じだった」らしく、鬼頭さんが声をかけて収録終わりにキャスト同士でご飯に行ったり飲みに行くこともあったそうです。
人見知りをするタイプと話す鬼頭さんですが、「誘ったら来てくれるメンバーだったから声をかけやすかった」と千葉さんとの対談でも話していました。
■ 『ブレンド・S』日向夏帆
出典:©TVアニメ『ブレンド・S』Twitter(@blend_s_anime)よりまんがタイムきららキャラットで連載中の人気漫画をアニメ化した『ブレンド・S』では、日向夏帆としてメインキャラクターを好演。
夏帆は主人公・苺香が働く喫茶店・スティーレのスタッフで、ツンデレ属性キャラとして接客をしていて、スティーレのなかで一番の人気を誇るウエイトレスです。
実際にはツンデレではなく、明るくて世話好きの優しいお姉ちゃん気質ですが、一人っ子でオタク趣味のため、その温度差から現実での友人が少ないというギャップも。
出典:©和氣あず未 Twitter(@azumi_waki)より鬼頭さん本人にもツンデレ気質はないそうですが、ツンデレキャラは演じやすいと話していて、彼女にとっても特にお気に入りのきゃらのようですね♪
OP/ED主題歌も、作中のメインキャストでもある和氣あず未さん、春野杏さんとの3人ユニット「ブレンド・A」として担当。
同世代同士ということもありすぐに仲良くなり、放送が終了した現在でもお互いの家に遊びに行ったり、頻繁に連絡を取り合っている様子が和氣あず未さんのTwitterでもたびたび投稿されています。
■ 『ラーメン大好き小泉さん』中村美沙
出典:©TVアニメ『ラーメン大好き小泉さん』Twitter(@ramen_koizumi)より先述のとおり、ラーメンにはちょっぴち縁のある鬼頭さんが、ラーメンを題材にした作品にキャスティングされたのはもはや運命といえるでしょう。
主人公・小泉さんのクラスメイトで、可愛い見た目と小悪魔的な性格からクラスの中心で人気を集めていましたが、小泉さんが転校してきてからは、周囲の話題が小泉さんに集まっていることで嫉妬心を燃やしています。
けれども、なんやかんやでラーメンを一緒に食べる機会が増えていき仲良くなっていて、鬼頭さんも「美沙は、我が強すぎる性格ですが憎めないタイプ」と話していました。
出典:©竹達彩奈 公式Twitter(@Ayana_take)より小泉さんを演じる竹達彩奈さんは兄弟事務所の先輩後輩でもありますが、二人ともラーメン好きということで作品のアフレコが始まってから週2~3回はラーメンを食べるようになってしまったのだとか!
■ 『グランクレスト戦記』シルーカ・メレテス
出典:©2017 水野良・深遊/株式会社KADOKAWA刊/エーラム魔法師協会 TVアニメ『グランクレスト戦記』第2話 野心より1月から2クールで放送が決定していて、ゲームの制作も発表された『グランクレスト戦記』では、ヒロイン・シルーカを好演。
天才魔法師で、頭の回転も早く聡明で教養もある女の子で、戦争と政争で混沌とした世界でどこの君主とも違う志を抱くテオに出逢い、彼に理想の君主像を重ね半ば強引に契約を交わさせました。
可愛くて強いの王道を往くヒロインらしいシルーカですが、監督いわくキャラクターの声のイメージに合ってるのともちろん、フレッシュさ、そしてポテンシャルの高さを見込んでのキャスティングだったそうです。
放送直前ニコ生特番をご覧いただいた皆様、ありがとうございました!!テオ&シルーカの衣装、如何でしたか?
TVアニメ「グランクレスト戦記」はいよいよ1/5(金)24:00スタート。壮大なファンタジーの世界へ、皆様をお連れします!!https://t.co/odZBqnUmlL#グラクレ pic.twitter.com/AC8a2HH7eo
— TVアニメ「グランクレスト戦記」公式 (@grancrest_anime) December 26, 2017
アニメに合わせてニコ生放送も頻繁に行われ、シルーカプロジェクトと題し、なんと作中のシルーカのコスプレも披露することに。
主人公のテオを演じた熊谷健太郎さんとともにテオ&シルーカ衣装を身にまとった姿はまさにビジュアルそのものでした・・・!
■ 『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバルALL STARS(PERFECT DREAM PROJECT)』近江彼方
ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルの新たなプロジェクトとして2017年に始動したPERFECT DREAM PROJECT(PDP)では、すでにゲーム内でも高い人気を誇っていた近江彼方役に抜擢!
スクフェスののゲーム内で過去に行われた転入生総選挙では、過去3回全てベスト5入りを果たしていて、最近はハキハキとした女の子を演じることが多かったこともあり、ふわふわとマイペースな彼方はとても新鮮に感じますね。
公式生放送などでもメンバー全員で活動することが増えてきて、今後やってみたいことを聞かれてまっさきに「メンバーで合宿をしたい!」と提案するなど、ここでもやはり人好きな彼女の性格が垣間見えました。
出典:©前田佳織里 Twitter(@kaor1n_n)よりキャラクターとの共通点として「寝ることが好きなところ」と答えていて、実際にヘアメイク中にアイロンの温かさで眠くなってしまい寝ていたところを他のメンバーに目撃されていた、なんて出来事もあったそうです。
彼方ほどではないものの、鬼頭さんもマイペースな性格なので、なにか親しいものを感じているかもしれませんね。
これまで演じてきた主な役柄を振り返ってみると、本当に様々なキャラクターを演じていて、そのどの役もしっくりくることからも、彼女の演技力の高さを感じます。
地声は低い方なのですが、これまで演じてきたのは女の子らしいキャラクターがほとんどで、オーディションなどでもコンプレックスだった地声とはかけ離れた高い声のトーンの役を選びがちだったのだとか。
だからこそ、これまで苦手意識のあった低いトーンのセリフやキャラクターにも挑戦していきたいと話していて、今後は少年役がやってみたい!と目標にしているそうです。
出典:©SHOWROOM 公式Twitter(@SHOWROOM_jp)よりさて、これまで彼女が携わってきた作品を紹介していくなかで、共演したキャストさんともすぐに仲良くなり、彼女が中心となっていた現場もあったというお話をさせていただいてきましたが、本人は人見知りすると話しているものの、クールビューティーな見た目に反してかなり人好きして、誰とでもざっくばらんに仲良くなれるようです。
ここからはそんな彼女の交友関係を探ってみましょう♪