ヒロイン後、伸び悩んだ時期も。しかし、名誉挽回!?
その後の新人公演では2015年「舞音—MANON—」のカロリーヌ役(本役:早乙女わかば)、2016年「NOBUNAGA<信長>—下天の夢—」のまつ役(本役:花陽みら)など、2〜3番手格娘役の役どころが続きます。
もしかしたらこのまま1回だけのヒロインで終わってしまうのか…?とハラハラとさせました。
ところがその後、バウホール公演でのヒロイン役が巡ってきます。
出典:©宝塚歌劇団 公式HP 2016年月組公演 『FALSTAFF』より
2016年星条海斗さん主演の「FALSTAFF~ロミオとジュリエットの物語に飛び込んだフォルスタッフ~」でジュリエット役に抜擢。再び暁千星さんの相手役として、瑞々しい魅力を振りまきました。
同期娘役の台頭…。美園さくらは今後どうなっていく?
出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ タカラヅカ・スカイ・ステージ うたごころ。#10「美園さくら・風間柚乃」より
ところが最近、他組で同期の娘役も新人公演でヒロインを演じ始めています。
一番直近では、雪組の「幕末太陽傳」で野々花ひまりさんがヒロインに選ばれました。一方、美園さんは新人公演ではベテランの方の役だったりと、ヒロイン経験者としては役不足かと思われる立ち位置にいます。
しかし、2017年12月より上演される暁千星さん主演のバウ公演『Arkadia -アルカディア-』で、ついに2度目のバウヒロインを掴みました!
この公演は、ナイトクラブを舞台に心を閉ざした青年・ミネット(暁千星)が真っ直ぐな心を持つダリア(美園さくら)と出逢い、心を動かされていくというストーリー。
お互いに天性の華やかさを持つお二人なので、どのように演じていくのか今からとても楽しみですね♪
[next_heading title=自分らしい道を模索し、輝いてほしい美園さくら]