星組期待の若手娘役として活躍中の華鳥礼良さん。
彼女のこれまで演じてきた役柄と、その魅力を紹介していきます。
華鳥礼良さんのこれまでの経歴
華鳥さんは熊本県出身。愛称はカトリーヌ。
2009年音楽学校入学、2011年星組公演「ノバボサノバ」/「めぐりあいは再び」にて初舞台を踏んだ97期生です。
成績は2番。その後の組配属も星組となったため、生粋の星組生ともいえますね。
歌と芝居が魅力
その後2013年には「めぐりあいは再び2nd」にて、体調不良のための休演を余儀なくされるなどのハードなスケジュールをこなすタカラジェンヌならではの試練を乗り越えた経験のある華鳥さん。
彼女が本格的に注目されるようになったのは2015年、紅ゆずるさん主演公演「キャッチミー・イフ・ユーキャン」でした。
まだ目立った役付きがあったわけではないにもかかわらず、その大人っぽくも可憐な顔立ちと存在感に話題が集まりました。
華鳥礼良さんの「こうもり」新人公演での活躍は?
華鳥さんのもっとも最近みられた活躍といえば、2016年4月星組新人公演「こうもり」でしょう。
演じたのは本公演では夢妃杏瑠さん演じているアイゼンシュタイン侯爵夫人のロザリンデ。
原作となるオペレッタではヒロインにあたる大きな役ですが、この宝塚版では演出家により大幅な改変がなされているため、原作では敵役となるファルケが主人公に変更されている影響から女性好きの夫を思って、ファルケの復讐劇に加担する妻をコミカルに演じています。
一途で可憐な姿の中に女性の怖さもミックスされた巧みな芝居は、ヒロイン役よりも難しいといえますが、華鳥さんは見事に演じ切り客席を沸かせていました。
華鳥礼良をもっと知りたいなら
新人公演もさることながら、本公演でも徐々に目立つ役をこれから任されてくるとみられる華鳥さん。
硬軟併せ持つ実力は実はなかなか他にない人材です。
彼女の持つ歌とお芝居の中でもキラリと光る色気と魅力を体感するために、星組公演にぜひ足を運んでみてはいかがですか?
著者:Seikacat